先日、帰りの電車の中で、飲み会帰りの上司と部下の会話を耳にしました。
「お前、今何キロあるのよ」
「84キロです」
「こないだの健康診断でメタボはひっかからなかったのか?」
「はい、大丈夫でした(笑)一応、これでも10キロ体重落としたんですよ。でも、誰も気づいてくれませんでした(笑)」
「え?10キロ落としたの?それで気づいて貰えないのは悲しいな(笑)」
この時点で、私、その悲しい人を見たいという衝動にかられたのですが、座っている私の前に立っているので見上げたら失礼になると思い、グッと我慢しました。
すると、私の横に座っている上司がおもむろに言いました。
「で?まだ体重はキックバックしてないのか?」
……は?
体重がキックバック?
オッサン…もしかしてそれ、リバウンドじゃ…
雰囲気はわかる。
雰囲気はわかるが、キックバックじゃ意味が通じないぞ!
と思っていたら
「…はい。今のところはまだ」
おお!
通じとるやんけ~!
このお兄ちゃん、営業の鑑(かがみ)~!
(営業は、客の間違いは指摘しないものなのです)
降りる時、営業の鑑のお兄ちゃんをチラリと見たら…。
…あともう10キロ落とさないとヤバイ感じでした
かというと、うちのおバカちゃん営業が、電話相手に大きな声で言っていました。
「なんか電話の音が変で聞こえないんですけど!電話がハレーション起こしてるみたいなんで、一度切りますね」
は?
ハレーションは光の現象だぞ
もしかしてそれ、ハウリングって言いたかったんじゃないの~?
うろ覚えのカタカナ言葉は危険危険!
私も気をつけなくっちゃ、と思った今日この頃でした。