おまけとゆーか何とゆーか、三峯神社のあと、三峯より更に歴史が古いとされる「秩父神社」にも行って参りました。
何てったって、秩父駅から歩いて1分という立地。
三峯神社のような一大アミューズメントパークにはなっておりませんが(いや、もちろん三峯神社はアミューズメントパークじゃありませんよ)秩父神社は、いかにも神社らしい神社でした。
しかも、下界に降りたら、あの霧は何だったの?ってくらい、天気も良くなりました(笑)
秩父神社の今の社殿は、徳川家により造られたということで、日光東照宮と同じく、左甚五郎の彫刻があります。
左甚五郎は、江戸初期の宮大工にして彫刻家でもあり、東照宮の眠り猫を作った人物でもあります。
この甚五郎については以前、興味を持って調べたことがあるんですが、実在したかどうかさえ定かでないくらい、伝説いっぱいの不思議な人物なんですね。
車も電話もない時代にもかかわらず、甚五郎の手による建築物や彫刻が、あまりに多いんです。
なので、何人かがこの名前を世襲したのか、あるいは中世ヨーロッパの画家のように工房を作り、弟子に手伝わせていたか、もしくは、余りに有名だったため、他人が勝手に名前を使ったのか…等々、様々な説があります。
それもあって、秩父神社にある彫刻も、確信のある作品にだけ甚五郎作と書かれているのですが、私は、全て「左工房の作品」ということでいいんじゃないか?(笑)」という気持ちで見ておりました
その甚五郎の彫刻を含め、多くの彫刻が社殿を取り巻くように彫られています。
それがまあ、可笑しいやら可愛いやら(笑)
まず「子育ての虎」
豹?
日光東照宮の三猿と反対に
「よく見て、よく聞いて、よく話そう」
タイトルは「お元気三猿(さんさる)」
このタイトルに大爆笑しましたよ、ワタシ。
ちっちゃくて探すのが大変でしたが「北辰の梟(ふくろう)」
探すのが大変だっただけじゃなく、あまりズームにすると、手ぶれでピントも合わせられなくて、その姿を写すのも大変でした。
ピンがあわない~こーゆーのを写すには、三脚が必要ですね。
梟は知恵のシンボルということで、受験生に大人気です。
そして「つなぎの龍」
なんでも、甚五郎のこの龍が、あまりにも素晴らしかったためか、夜な夜なここを抜けだして悪さをしたから鎖で縛ったんですと!
夢はあるけど、ジョークだろ!それ!
友人は、梟の絵馬と子育ての虎の置物を買っておりましたが、確かに可愛いですよね、アレは。
特に虎の置物が笑える。
現物がないので、申し訳ないとは思いつつ、公式HPから写真を拝借。
オカンの顔、ギャグやん!
で、秩父神社を見たあとは、そのすぐ隣にある「夜祭り会館」へ。
秩父の夜祭りの山車(のレプリカ)を展示しています。
最近はこういう、お祭りの歴史を保存している会館って増えましたね。
中で、天井に映し出されるショー(?)と、夜祭りの映画の上映なんかをやっていました。
こういうお祭りの映像を見ると、行ってみたくなりますよね?
全国の桜も見たいけど、全国の祭りも見たい!
あちこちに行けば行くほど、行きたい場所が増えますね。
そんな秩父でした
おわり