で、お昼を食べてから湘南台まで出掛けて「エル・スール」の2回めです。

24日の亀戸公演は、友人達の情報によると、半分も席が埋まっていなかったのだそうです。
なので、藤沢も絶対当日券があると思い、電話で確認してから出掛けました。

しかし、ネットで見た湘南台文化センターは、なんつ~か、イカレポンチな建物でした。
もの凄くデコラティブな外観なので最近の建物かと思っていたんですけど、中はとっても古く、バブルの遺跡のようでした。


Do not pay attention to me


で当日券を買いに行くと、選びたい放題だと思っていたのに、売っている座席はほんの少しです。
「これ以外は埋まっているんですか?」
と聞いてみると
「今日販売するのはこれだけです」

意味が良くわかりません。
真正面のブロックがいいんだけど、3列と9列しか空いていません。
舞台の全景を見たいので、とりあえず9-27を購入しました。

しかし!何とこの劇場!1列めがかなり舞台から離れていて、その前に3列、小さなブロックがあるのです。
「いや~ん!9列だと思ってたのに、実質12列やんけ~!あせちょっと遠い~!わーんあせ

どういうシステムなのかわかりませんが、席は半分程しか埋まっていないのに、当日券で売り出されたチケットは、ほんのわずかだったのでした。

で、2回めの「エル・スール」
いやあ、泣きました。
1回めを見た時に
「これ、次は泣いちゃうかもな泣
と思っていたんですが、もうマジで泣きました。
鼻を垂らさなかった自分を褒めて上げたいです。

なんつーか、地味なお話だし、決して上品ではないし、観客をいっぱい呼べる人気のある役者が出ているわけではないので、席が埋まらないのは仕方がないことだと思うんですが、でも私はオススメしたいと思うんです。
芝居というのは、テレビに出ている役者を、高いお金を出して見に行く、華やかなものだと思っている方の期待には応えられないかもませんが…ガクリ
マジ、テーマが地味ですし(笑)

私の隣の人達は、明らかに暇潰しにフラリと来たおばさん達でしたが、カーテンコールの時は一生懸命拍手しておりました。

つか、近くには泣いている方も多くいらっしゃいました。

どちらかというと下品な笑いに満ちているお話なんですが、ジンワリ心にしみるんですよね?


何も知らなくても、十分楽しませてくれる芝居です。
席が半分空いているという状態は、大変勿体ないと思いました。

いつかまた、再演をやっていただきたいと、切に願ってやみません。


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