先日、川沿いをテクテク歩いていた時


目の前の木にとまっている野鳥を見つけました




「お、ウグイスだ」




ウグイスはこの地域では結構メジャーな存在で


時期によって結構鳴き声を聴けたりします


今は時期的に鳴かないのでしょうか


美しいうぐいす色が2羽と


違う種類の鳥もいました


シジュウカラってやつかな?と


帰ったら調べる事に




そこで驚愕の事実を目の当たりにしました




まずこのイラストをご覧下さい



「ウグイスはABのどちらでしょう?」


と質問されたら


大概の方はAと答えるでしょう


しかし、正解はBがウグイスなのです


Aはメジロです、と言われると確かに


「あ~そうか!」


ともなりますが


Bはスズメじゃねえか、としか思えません


「だって、ウグイスはうぐいす色だし・・」


と小学生なら半ベソをかいて反論しそうですが




「実はウグイスはうぐいす色じゃない」




そしてその事実に愕然としている自分にも驚きました




ウグイスと言えばあの鳴き声


サビの「♪ホーホケキョ!」


日本人なら誰もが知っているヒット曲みたいなもんです


そんなトップスターならばスターらしい色を纏っていて欲しいとさえ思います


あるいは




「どこかの教室から聴こえる美しい歌声


 廊下へ出てみるとイケメンA君がいつもいた


 だけど偶然見てしまったんです


 理科室で独り歌っている


 地味で大人しいB君の姿を」




こんな陳腐なストーリーさえ連想してしまう




そもそもウグイスはうぐいす色


と我々はいつ植えつけられたのでしょうか


当たり前なことが実は真実ではない


もしかしたら謎の組織によるプロパガンダで


私たちは知らぬ間に洗脳されているのかも知れません




常識に身を委ねるな




「常識を、疑え」








ずっと昔の頃


配送のアルバイトをしていました


トラックを運転中


毎日同じ局のAMラジオを流しっぱなしで


同じ番組のヘビーリスナーということになります


パーソナリティの人は知っていますが


相方は知らない女性アナウンサーです


当時まだスマホとかも無い時代だったので


特に調べる習慣もありません


となると不思議なもので


声から脳内で勝手に顔を想像し


己による人物像が映し出されます




数年後に


何かの記事で女性アナウンサーの写真を目にしました


不倫問題とかのゴシップでした


初めて見た感想は




「あ~・・はいはい」




という感じでした


当然脳内で造られていた顔と同じなわけでなく


かといってガッカリする程の事でもなく




「あ~・・はいはい」




という反応だったのを覚えています




まだ私が「ウグイス事件」に出会う全然前の出来事です。