仏壇には花を絶えず飾っています。

お花はデパートの某フラワーマーケットで買っていましたがあまり花の状態がよくないことが多く、いつもは歩かない最寄りの駅の小さい花屋さんで買うようになりました。

値段は某の3分の1ほどなのに新鮮で質のいいお花が買えます。

そのお花屋さんで去年トルコ桔梗を買ったら花弁の中に幼虫がいました。

小さかったのでそのままにしていたらある日家に蛾がいました。

あの幼虫は蛾だったのかと思いましたが、もしかして旦那が現れたのか?と思いました。

外に逃そうとしたらベランダの網戸にへばりついてなかなか出ません。

網戸をゆすったら見えなくなったので外に出たと思っていたら、数日後死んだ蛾が網戸の下に落ちていました。

かわいそうないことをしたと思いながらそのことは忘れていました。

先々週白と白紫ツートンのトルコ桔梗を買って飾っていたらまた白いトルコ桔梗に去年と同じと思われる幼虫が潜んでいました。

でも触るのは怖いし、トルコ桔梗の花びらが幾重にも重なってきれいなので花を摘むのも躊躇われそのまま会社に行きました。

帰ってきたら白紫ツートンの花がたくさん齧られていました。

幼虫が白のトルコ桔梗から移動したようです。

黒いふんのようなものもたくさん撒き散らかしています。

いくつか花を摘んだら小さい幼虫が潜んでいたのでティッシュで何重にも包んでポリ袋に入れて密閉して捨てました。


ところが翌日会社から帰ってお線香を上げようとするとまた白紫のトルコ桔梗に今度はデカい幼虫が堂々といました。

最初に見た幼虫がどこかに潜んでいて大きくなったのかと思いました。

思わずウワッと声を上げたら幼虫もビクッと動きました。

その姿が何だか悪いことをして見つかった時の旦那のようで○○なの?と声に出して少し眺めていました。

でもそんなわけないかと恐る恐る花を摘んでティッシュにくるんでポリ袋を厳重に結んで捨てました。


沖縄では蛾のことをまぶいと言って霊として現れると昔読んだことがあります。

そういえば両親と祖父母のお通夜の時には蛾が祭壇に止まっていました。

まさか今回の幼虫が旦那なわけないけどちょっとしたことも何か結びつけて考えてしまいます。

まあ気持ち悪いので捨ててしまうんですが。


調べたらトルコ桔梗には蛾の幼虫がつきやすいようです。

今度買う時は幼虫がいないか確認してもらって購入しようと思います。

それでも現れたらやっぱり旦那かなあ