ショーンダーキン監督
ザックエフロン主演、ジェレミーアレンホーキン、ハリスディキンソン、ホルトマッキャラニーほか
1980年代初頭全米をプロレスで魅了した
フォンエリック家の実話を元にした物語。
スター選手だった父親も世界チャンピオンの
タイトルを手にした事はなく、
4人の息子に託された。
ケビン、デビット、ケリー、マイク
しかし悲しい運命がおそってくる
冒頭の高価なキャデラックを
かってにレンタルするシーンで
父親の昔カタギの頑固さとそれに子供達は
問答無用で従うのが
“常識”だったという背景を
見事だった。
ネタバレというか事実なので
次男デビットは世界チャンピオンに
あと一歩というところで日本で死亡する
ケリーは拳銃で自殺
元々虚弱体質のマイクは後遺症で
ケビンは全ての弟を失うことになる
不運だったという側面もあるけど
全般的に父親がダメな人間。
食べていくためには勝ち続けるしかないと
それもわかるけど、
結局子どもたちもプロレスも失って
幸せだったのかな…
プロレス興味ない人も、そもそも
ファンエリックを知らない人も
この作品を堪能できます。
ショッキングなシーンも、
ずっと不幸な家族の話だから出てきます。
A24製作です