以前のエントリ

登録調査機関の組織(と特許庁審査室)について…(修正・加筆)”での

修正追記がさらに出たのでそれを

併せてこの改定に伴って大きく変わったのが化学分野なのですが

どう変わったのか簡単な背景とともに記載しました。

 

まずは改正の前後での技術分野の名称と技術分野の記号について

機械と電気は名前が変わっただけで記号の入れ替えなどはなかったようです。

それでも細かい修正とかあったようですが

これは年一でもちょいちょい小さな変更があります。

細かすぎる話なのでここでは書きません。

 

新←旧のならび

■機械(A,B)

区分1 計測 2F 計測 2F
区分2 応用物理 2G ナノ物理 2G
区分3 分析診断 2J 材料分析 2J
区分4 応用光学 2H 応用光学 2H
区分5 光デバイス 2K 光デバイス 2K
区分6 事務機器 2C 事務機器 2C
区分7 自然資源 2B 自然資源 2B
区分8 アミューズメント 2N アミューズメント 2N
区分9 住環境 2E 住環境 2E
区分10 自動制御 3H 自動制御 3H
区分11 動力機械 3G 動力機械 3G
区分12 運輸 3D 運輸 3D
区分13 一般機械 3J 一般機械 3J
区分14 生産機械 3C 生産機械 3C
区分15 搬送 3F 搬送組立 3F
区分16 繊維包装機械 3B 繊維包装機械 3B
区分17 生活機器 3K 生活機器 3K
区分18 熱機器 3L 熱機器 3L
区分19 医療機器 3E 福祉・サービス機器 3E

■化学

区分20 無機化学 4G 無機化学 4G
区分21 金属・金属加工 4E 金属加工 4E
区分22 電気化学 4K 金属電気化学 4K
区分24 生命工学・医療 4B 医療 4C
区分25 有機化学 4H 生命工学 4B
区分26 環境科学 4D 環境科学 4D
区分27 プラスチック工学 4F 有機化学 4H
区分28 高分子 4J 高分子 4J
区分29 繊維・積層体 4S プラスチック工学 4F
区分30 有機化合物 4L 有機化合物 4L
■電機
区分23 半導体機器 5F 半導体機器 5F
区分31 電子商取引 5L 電子商取引 5L
区分32 インターフェイス 5E インターフェイス 5E
区分33 情報処理 5B 情報処理 5B
区分34 伝送システム 5J 伝送システム 5J
区分35 電力システム 5G 電話通信 5G
区分36 デジタル通信 5K デジタル通信 5K
区分37 映像システム 5C 映像機器 5C
区分38 画像処理 5H 画像処理 5H
区分39 電気機器 5D 情報記録 5D
 
□特に変化があった化学について…
無機化学、環境科学、高分子、有機化学以外は
名前がまず変わっており金属が金属加工から電気化学に移動しています。
電気化学のメインは主に電池でこれが金属寄りだからって
移動したのでしょう。
 
この中で特徴的なのは医療、生命工学およびプラスチック・積層体です。
生命工学・医療 4B 医療 4C
有機化学 4H 生命工学 4B
プラスチック工学 4F 有機化学 4H
繊維・積層体 4S プラスチック工学 4F
医療、生命工学がまとめられ一つの区分になった代わりに
プラスチック工学から繊維積層体が独立しています。
医療生命工学関係の出願が減って
素材系の出願が増えてそのバランを取ったのでしょうか。
 
確かに医薬系のリストラが進んでおりそれとからんでいるのでしょうか。
一方素材関係が少し息を吹き返して出願が増えたのか
それとも”積層体”は複合材料みたいなもので
セラミックス、金属膜、酸化物膜、高分子膜など重ね合わせて
複合化させれば新規性があって登録にされるのではないかということで
出願が増えている傾向にあるとは思います。
 
一方これらの区分と検索の要になるような
FI,Fターム,CPCなどの関連性についてはあまりに膨大なので
自分が担当しているものだったり
すごく変で目立つものをアラカルト的に取り上げられればと思います。