登録調査機関は先行技術調査の技術分野を
「区分」という組織に分けて
その範囲内で調査を行っていきます。
従って非常に狭い範囲の技術分野を対象にして
仕事を行っています。

また、特許、知財の仕事は明細書の作成や
契約関連、クライアントへの対応など
バリエーションに富みますし
特許調査も無効資料調査、技術動向調査など
様々ある中、先行技術調査に特化してます。

従って登録調査機関の仕事はかなり完全分業
に近いと言っていいでしょう。

完全分業のメリットとしては
・ルーチンといった「勝ちパターン」を早めに確立できる
・狭い業務範囲の中で深堀りできる。
 ※特に外国特許庁の審査状況な中間処理の意見書の読み解きなどを時間をかけられるのも特徴的
といったものがあり、ほかの組織ではなかなかこうはできないのかと思います。

一方、デメリットとしては
・狭い業務範囲ゆえそれ以外の業務経験が浅くなってしまう
・ルーチンなどの技能の更新の動機づけが薄くなってしまう……
と言ったものがあります。

こういうデメリットを薄めるべく
例えば素材系の製品に関する特許であれば
似たものを加工する機械の分野
当該素材を使った製品
にまで検索対象を広げつつ
その分野の課題や構成、効果などを
チラ見しておくといった工夫が必要です。

前のエントリで書いた通り
この仕事がラストキャリアであまり長くやるつもりは無いと思っている人の中で
(とはいえ60から73まで実に10年強やる人も多く。)
こういうことをすればすぐ
ほかのサーチャーから頭一つぬけだせることも事実だったりします。

あとは弊ブログのように
適宜インプットしてきたことをアウトプットして行くこともいいのかなと思っています。