登録調査機関での仕事のススメ。

もとをただせば定年を迎えた技術者の受け皿として先行技術調査をさせている我が職場。
実は定年を迎えた技術者も昨今のエルダー採用の
活況により人手不足の区分、分野もあったりします。
区分は前のエントリで書いた通り技術分野です。

先行技術調査をするものの要件として次の三つです。
1)大学(短期大学を除く。)を卒業した者
2)科学技術に関する事務 (研究を含む。)に通算して4年以上従事した経験を有す
3)独立行政 法人工業所有権情報・研修館が行う研修を修了したもの(特許庁の研修を受け面接試験第二に合格すること。)

2)の要件がどうかという所が問題ですね。
当然、定年を迎えた技術者なら完全に要件を満たすのですが。
さて、2)についてですがドクター卒だと5年の従事だからいいのかも知れません。
これまたドクターの採用も旺盛なのでポスドク問題などもかつてより改善されていないのかもしれませんが…

それから特許事務所でブラックでもうあかん……とかブラック事務所を渡り歩いてしまって、明細書書く技術もまだまだだ……という場合かなりいいのではとは思います。

ある程度慣れてきたら仕事の進め方は自由なので特許技術者から弁理士へのステップアップも可能ではと思います。
(割と勉強の時間が取れますし、渋谷新宿水道橋は近いですね。)
仕事も詳細は別のエントリで書くつもりですが
細分化されててマルチタスクで混乱することは稀です。

何より外内(これが半数超程度)含めた明細書が読みまくれる、また特許請求の範囲をさらに上位概念化させて検索式を作り上げるという技能は
再び特許事務所でキャリアを軌道に載せるのに一役買えると思います。

最近は外国特許検索ということでCPCを使ったサーチも要求され、
またワンポータルドシエを使って他国の中間処理の経緯を追って説明する必要もあるので中間処理の対応や外国特許法や審査も肌感覚で理解できるというメリットもあります。

確かに「もうこれが我が人生最後のキャリア」と言うならかなり負担でしかないですが
特許の世界でもう一度軌道に乗せるというためのコンテンツはあるのではないかと思います。

最近は女性の活用も積極的で時間が比較的フレキシブルなので子育てしつつの仕事も割と融通はきくと思います。
まー絶対数が少ないのでホントかどうかは言いきれないのですが。

デメリットというのは同僚がほぼ60代で占められているのでなかなか価値観の一致が難しいところですかね…

某調査機関はこんな感じでオフィスは結構綺麗です。

頭の片隅において置いて
思う所あれば是非是非ご検討を。

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