国際観光都市(笑) | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム

本日は、zuruzuru4様のブログ過去記事(2019.2.27)から! 痛烈な批判であり、現実。

現在進撃の庶民では寄稿コラム執筆者を募集しております。執筆いただける方はアメーバメッセージでご連絡ください。
※アメーバアカウントが必要です

⇒ブログランキングクリックで進撃の庶民を応援!


国際観光都市(笑) | zuruzuru4様

 

観光都市京都

京都といえば、昔から観光都市というイメージがあった。特徴ある寺が多いというのもあって、京都に行ったということになれば、どの寺を回ったという話が話題として普通に出てくるものである。ただ、学生などで京都に住んだ経験では、かえってそのあたりの観光スポットに疎くなってしまうという場合もあったりはする。むしろ東京出身の人の方がよくご存じだったりして、自分などは、関西のテレビで昔よくやっていたいずもやのCMの真似を四条大橋当たりでやったりするのが関の山だったのだ。

インバウンド観光都市・・

京都市民は、外人訪問客のためになんでも変えてしまうことを選択してしまうのか。

すでに京都市域をつかさどる行政たる京都市は、方針を決めた!といっている。

聞くところによれば、現市長になってから、こういう決断が速いという話もある。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20190206-OYO1T50028/

京都市は、世界遺産・二条城(京都市中京区)敷地内の砂利道を舗装する方針を決めた。
訪日外国人客らから「歩きにくい」との声が上がっていたためで、130年以上続く砂利敷きを見直す。
新年度予算案に調査費900万円を計上する。

二条城は、徳川家康が1603年に築城。1867年の大政奉還の舞台としても知られる。
敷地内の通路約1・8キロは元々土敷きだったが、明治維新後の84年、宮内省(現宮内庁)に
管理が移った際、砂利が敷かれたとされる。

来場者は2017年度、約244万人と過去最多を更新。約6割が外国人とされ、ベビーカーを使う家族連れや
車いす利用者もおり、市の有識者委員会が16年、来場者が快適に観覧できるよう舗装化を提案していた。

市は19年度に地下の埋設物を調査。景観にも配慮しながら舗装の素材や範囲を検討し、
早ければ21年度に着工する。二条城は国指定史跡のため、工事には文化庁との協議も必要という。

 

これまでの伝統やそれに伴う雰囲気よりも、外国人観光客の都合で合わせていく。

観光資産の源泉は何だろう

京都市は観光都市という傾向は強いとは思うが、最近一挙に増えた外国人観光客に必死に合わせることに力を使いすぎて、何を守ってよいのかの判断がおかしくなっているのかもしれない。観光資源として考えるにしても、それは便宜を図ることが優先なのか、観光客を減らしてでもその雰囲気を残してい置くことが重要なのか。伝統を含めたものが大切だと思うのであればおのずから答えはわかろうというものだが、ただ、観光を「消費」するためだけに訪れる外国人観光客(中国が最多)に合わせることは何を失うのか。観光の根源になっている何かを失っていることに気が付けないとすれば、それは観光都市としてのアイデンティティーすら見失っていることになるだろう。

 

外国人頼りの代償は

外国人の購買に依存したような観光を続ける京都が本当にいいのかということである。
単に、多文化共生だの、おもてなしだの、異文化交流は立派だの、お客様は神様だのそのような、感情はあるとは思うが、それによって京都そのものの「伝統」が影響されていくことの意味を考えることは、中長期的な視点では重要なことではないだろうか。インバウンド目当てで、それに最適化した銀座の店が中国の方針転換で立ち行かなくなったという話からも学べるし、お互いさまが前提の日本の観光を、それとはだいぶ異なる対応を求める大量の中国人客に対して対応するとどういう影響が出るのかという問題である。
 

大量に訪れる中国人を中心とする外国人観光客が落としていくカネに依存することが、中長期にわたって観光都市京都がとるべき態度なのかということを考えるべきだろう。それを考える一つの事象として、京都市が決断する「舗装」の話がいい例になるのだ。

(了)


発信力強化の為、↓クリックお願い致します!

人気ブログランキングへ