「財政論まとめ」紹介 | 進撃の庶民 ・反新自由主義・反グローバリズム

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本日は、望月夜様の寄稿コラムです!

今回もまとめなのですが、財政問題という非常に関心の高いトピックをまとめられております。

これらのテーマは進撃の庶民においても望月様が寄稿されたテーマでして、過去のコラムをお読みいただくことでも理解可能かと思います。

このまとめ、主流派の財政破綻論者たちに突きつけてやりたいっ!

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「財政論まとめ」紹介 ~望月夜様

noteにて、「経済学・経済論」執筆中! また、「望月夜の経済学・経済論 第一巻」「望月夜の経済学・経済論 第二巻」も発売中! その他、 「貨幣論まとめ」 「不況論まとめ」 「財政論まとめ」 などなど……


前々回のコラムでは拙noteマガジンのうち、「貨幣論まとめ」マガジンについて、前回のコラムでは拙noteマガジンのうち、「不況論まとめ」マガジンについて紹介させていただいた。

今回は、「財政論まとめ」マガジンについて紹介していきたいと思う。

上記マガジンにまとめられているのは以下の7タイトルだ。



なぜ日本は財政破綻しないのか?

この記事では、俗流の財政破綻論……「税収<支出だから破綻する」「国債残高が個人金融資産を上回ったら破綻する」「政府債務残高GDP比が高くなれば破綻する」といった破綻論について、事実ベースで棄却を行っている。

また、国債発行の実務を示したうえで、現実に起きた、ないし起き得る「財政破綻」について整理し、そうした財政破綻から日本が極めて遠い状況にあることを解説している。



財政政策の指針 ―公共的側面と総需要的側面―

この記事では、政府支出が担うべき経済的な機能――外部経済性の大きい公共財の供給や、厚生を最大化する再分配――を改めて指摘しつつ、そうした公共的側面と、総需要側面の区別を図っている。

総需要が十分にあるなら、財政政策は拡充してはならないのか? といえば、そういうわけではなく、財政政策は総需要の調節という役割は持ちつつも、第一義的には、望ましい公共財供給etcの水準が目指されるべきだというのが議論のポイントだ。



「誰かの黒字は誰かの赤字の原則」→「財政"黒字"の危険性」

この記事では

・あらゆる金融資産は何者かの負債として生まれてくるのであり、全体ではプラスマイナスゼロであるという原則。

・上記原則を鑑みれば、財政黒字が非政府部門(民間+海外)の赤字になるということ、したがって財政黒字の発生は民間赤字の蓄積を意味するのであり、経済が不安定になっていることを示す”腫瘍マーカー”なのである

ということを、詳細かつ平易に解説している。

(また、上記原則と会計実務との乖離、国家レベルの金融資産評価はどのように行われるべきかについても整理しているので、そこも注目)



経済学的財政破綻論の批判的検討 前編

こちらの記事では、

・日本財政の”非持続性”の論拠となっている「横断性条件」という経済学的概念を検討し、

・横断性条件に関する議論全体と、現実との間の不適合性を論難した上で、

・プレーンな横断性条件に基づいた予測と、現実の日本経済との乖離の原因・構造を模索する

という思索を行っている。



経済学的財政破綻論の批判的検討 後編

こちらの記事は

・ハイパーインフレの経済学的理論を解説・検討し、

・当該理論が、「財政赤字の持続それ自体がハイパーインフレを齎す」ということを論証するもの”ではない”ということを解説した上で、

・どのような財政体制がインフレを齎しやすいかについて検討する

という構成となっている。



ポリシーミックス、ヘリコプターマネー、政府紙幣発行論の違い

この記事では、しばしば混同されがちな上記三政策について、

「財政拡張が必須とされているかどうか」

「マネタリーベースの永久供給が前提とされているかどうか」

といった観点から捉えなおし、その性質的差異を明らかにしたうえで、現実に意義のある政策ないし政策経路がどれなのかについて論じている。



政府債務は「将来世代の負担」なのか?

この記事では、

・政府債務は「将来世代の負担」ではないという考え方(機能的財政論)

・政府債務は「将来世代の負担」になるという考え方(世代重複モデル)

についてそれぞれ検討・解説し、特に世代重複モデルの理論についての各種突っ込みを入れたうえで、『実際に財政・政府債務発行で発生する経済的な「歪み」というものがどういうものなのか』について、分かりづらくなっているところ・ミスリードされがちなところを明らかにしている。



こうした財政周りの議論は、「財政問題」といういささかミスリーディングな問題意識が蔓延している中で、特に理解が必要とされる重要分野となっている。

今回紹介しているこのマガジンが、財政および財政問題に関する正常な理解、そしてより望ましい財政への建設的な議論の礎となれば幸いである。

(了)


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