その4にして山場です。ここでは「IF分岐の使い方」および「ノーマルなフラグの使い方」をレクチャーします。


IF分岐とは?フラグとは?
例えば謎解きでよくある展開として、「暗証番号を押せば入れる」とか、「鍵を持っていれば入れる」などがあります。別の言い方をすると「暗証番号が分からないと入れない」し、「鍵が無ければ入れない」ということです。
ここで「暗証番号がわかるか分からないか」「鍵を持っているか持っていないか」
などと言った状況の「分岐」が起こります。その違いによって「ドアが開くか開かないか」という「分岐」も起きてくるわけです。

ノーマルフラグ
《ボタンで開く扉》
その分岐を設定する場所です。
まずは練習として、「赤いボタンを押せばドアが開くようになる」という仕組みを作ってみたいと思います。
まずは、ドアの横にボタンをつけた背景を作ります。ここは割愛。

まずは、スイッチのイベントを設定します。
上の「イベント:〇〇」を「追加編集」に合わせ、スイッチ周辺を押します。そして、スイッチのイベントを設定します。
「イベント追加」を押して

赤丸部分の「フラグ設定」を押します。すると

こんなのが出るので、「選択」を押します。
次にこうなります。

まだ、フラグを作ってないので「フラグを追加」を選びます。
そしたら、後でどの部分のフラグかわかるように好きな名前をつけます。この時
「数値フラグ」にチェックはつけたらダメです!
先に少し説明すると、フラグはONかOFF、数値は0か1か2か…と分岐できるのです。
とりあえず、フラグを設定します。
そうしたら

ここで作ったフラグをタップします。
そして、

こうしてOKを押したら完成です。

この画面が意味することは「このタップ場をタップすれば、《扉のスイッチ》というフラグがONの状態になりますよ」ということです。ちなみに、フラグは初期設定はOFFです。
これでスイッチはOK。「戻る」を押して、タップ場を「その3」での説明の通りスイッチに合わせてください。

次に扉です。
扉も同じように「イベント:○○」を「追加編集」に合わせて、扉周辺をタップします。そして、「イベント追加」を押します。

そしたら「IF分岐(AND)」を押します。

「タイプ」横の三角を押すとこれが出てくるのでフラグを押します。
そして、出てきた「フラグ」横の「選択」を押して、


さっき作った「扉のスイッチ」というフラグを選択します。
「条件」の選択肢が「ON」になってるのを確認してOKを押すとこんな感じです。

そしたら、赤部分を押します。すると

こうなるので、上の4つの中から「中に追加」を押します。(ここ注意です。この下の部分に何かイベントを追加しても、IF条件とは関係ない行動になります。必ず「中に追加」を選択してください。)
そして、「メッセージ表示」を選択して【扉が開いた!】と文を打ち込みます。そしてもう一度同じところを押して「中に追加」を押し、「処理終了」を選択します。するとこんな感じになります。

これの意味することは、
「もし、《扉のスイッチ》というフラグがONになってたらこんな風なメッセージを表示させるよ」
という意味です。
ここで「イベント追加」を選びます(中に追加ではない)。
そして「メッセージ表示」を選択し、【扉は開かない。】と文字を打ち込みます。すると、こんな風になります。

これの意味するところは
「《扉のスイッチ》のフラグがONのなら【開いた!】のメッセージを表示するよ。それ以上は何もしないよ
とりあえず無条件で【開かない】のメッセージは表示するよ。」という意味です。
処理終了」の必要性は「それ以上何もしないよ。」にあります。【開かない】のメッセージは無条件なので、「処理終了」をしなければ、【開いた!】のメッセージが表示された後、【開かない】も表示されてしまうのです。


例えば、ドアを開けた後に、部屋の中を表示させたいなら、「中に追加」の部分に「移動」を選択し、部屋の中の背景のシーンへ移動させればOKです。また、「中に追加」には複数個のアクションを同時に行わさせることも可能です。原則、上から順に行動は行われます。