イノベーション

~イノベーションの進化と普及~

 

③革新者のジレンマ7(イノベーションジレンマ)

 

(1)革新者のジレンマとは(イノベーションジレンマ)

主要顧客との関係に基づくジレンマです。

過去にイノベーションを達成して市場を席巻した企業(現在のリーダー企業)が、やがて主要顧客からの要望に対応するために持続的なイノベーション邁進する。

破壊的イノベーション(次世代の技術)に対応できなくなる状態を指し。

 

(2)革新者のジレンマが起きる理由(イノベーションジレンマ)

顧客に自社製品技術が支持されている以上、否定するようなイノベーションを自ら起こすことはできません

主要顧客の要望に沿った製品を提供したほうが利益率が高くなる。よって、開発当初は既存技術に比べて技術レベルがはなはだ低い

現在:主要顧客から望まれてもおらず、今後の展望についてもリスクが高いような新技術(破壊的イノベーション)の推進は、合理的ではないためにしにくくなる。

 

図1 革新者のジレンマ(イノベーションジレンマ)

 

『イノベーションのジレンマ』『ジョブ理論』から学ぶ破壊的イノベーションの仕組み | ページ 2 | なぎさのブログ

 

イノベーションに関わる2つのジレンマ - 日本コンサルタントグループ

 

※一方、当初は未熟後であった後発の新技術は、リーダー企業が相手にしないようなローエンドの市場で十分な力をつけ

※やがて、リーダー企業の主要顧客層(ハイエンド市場)のニーズを満たすようになる

※リーダー企業は、次世代の技術での競争に完全に乗り遅れ、市場から姿を消す場合も多い

 

イノベーションの進化と普及は以上