『新堂冬樹お勧め「名画」&「迷画」②』
ニコラス・スパークスの小説は、これまでに何作も「名画」となっている。
中でも、代表作『きみに読む物語』は知っている方も多いだろう。
今回紹介する『きみがくれた物語』は、『きみに読む~』に負けない
感動作だ。
ニコラスの原作映画が好きな方にはお勧めだ。
ただし、「玄人受け」する映画が好きな方にはお勧めしない(笑)
~解説~
『きみに読む物語』などの原作者として知られるニコラス・スパークスの小説を実写化したラブストーリー。交通事故で昏睡(こんすい)状態となった女性と彼女を懸命に支える夫に降り掛かる試練、それによって強いられる過酷な選択を描く。メガホンを取るのは、製作者として『マリー・アントワネット』などを手掛けてきたロス・カッツ。出演は、『白鯨との闘い』などのベンジャミン・ウォーカー、『魔法使いの弟子』などのテリーサ・パーマー。運命に翻弄(ほんろう)される中で、愛をより強いものにしていく主人公たちの姿に胸を打たれる。