コーヒー戦争。

以前あるテレビ番組にて…あるコーヒーのメーカーに勤める入社二年目の営業マンに密着していました。

コーヒー豆の値上げを小売店に理解して貰うため、苦心する営業マンの話しですが見た方いますか？

本社から幹部社員が来て小売店に値上げの了解を貰ってこいと。
偉そうでしたねぇ…

案の定、二年目の営業マンは了解して貰えずに帰社。
そして、幹部社員と支店長に責められまくる。
幹部「お前、どんな説明してきたんだ！今、やってみろ！」
支店長「そうだ！何してきたんだ！」

ビックリしました。
なんて無能な上司達なのかと。
自分達は何をしていたのか？納得させる材料と交渉術を日頃教育するのが上司の仕事でしょう。
まさに天に唾を吐くとはこの事ですね。

以前ある業績好調なラーメンチェーンの場合では問題があった時、現場に事情を聞き、実際に怒って指導したのはエリアマネージャーと店長に対してでした。
「現場の人間が一生懸命働けないだろう！」と。
実に素晴らしいと思いました。

あるコーヒーメーカーの社長様。
恥ずかしくないのでしょうか？
すぐに幹部社員と支店長を呼び、あんな事で社員が働けるのか。
自分の為だけに働き嫌になったらやめてしまう。
そう話すべきでは？

人間は少し権力をもつと変わってしまいます。

「感謝と反省」を常日頃心掛けたいものです。