こんにちは!
栃木県の総合美容ディーラー
ビューティーアドバイザーの塩谷です
タイトルにもある
「エンプティーカロリー」
この言葉を聞いたことありますか?
一見ポジティブに捉えてしまいう方も
いらっしゃるかと思います
「カロリーがない!!?✨」
みたいな感じで。
残念なことに
真逆の意味なんですね
「カロリーしかない」
つまり!
「カロリーは高いけど
体にとって良い栄養が含まれていない」
ということ
恐ろしいですね
カロリーだけ摂ってれば大満足
その他の栄養なんていらないぜ!
という方はほとんどいないと思います
そんな「エンプティーカロリー」の
代表格ともいえる食品が
白 砂 糖
もうすでにキッチンには置いていません!
という家庭も多いのではないでしょうか?
甘くて美味しいですよね
甘いって幸せですよね
ただ健康とか美容という観点から考えると
小悪魔的な存在です
白砂糖がどうやって作られるのかを知れば
「エンプティーカロリー」の秘密がわかります
まず白砂糖の原料はサトウキビ
野菜の一種ですね
サトウ大根と呼ばれる
甜菜が原料になっているものもあります
サトウキビそのもには糖以外に
ビタミン
ミネラル
食物繊維
タンパク質
脂質
などが含まれています
が、それらの栄養が料理をする際に
雑味の原因になってしまったり
他の栄養素に少し変化を与えてしまうことも
有り得る
見た目の色も少し茶色くなりやすい
ということで不純物として
その栄養たちや色を「抜き取る」ことをします
それがいわゆる「精製」といわれる工程
で、残ったのは糖だけ
これが白砂糖が
「エンプティーカロリー」といわれる正体
そもそも白砂糖とは精製された砂糖のことで
上白糖やグラニュー糖なども含まれます
なので、お砂糖を選ぶ際には
「精製度合いが低いもの」というのが
まず一つの基準になります
わかりやすい見分け方は「茶色いもの」
ただこの「茶色いもの」すべてが良いとも限りません
白砂糖を炒ったもの(焦げた白砂糖)
または
白砂糖+カラメル色素
なんていうものもありますので
ご参考までに🙏
それから白砂糖に含まれる糖の正体である
「ショ糖」にも
問題があるんですね
ショ糖はブドウ糖と果糖が
くっついたものになりますが
そのくっつき方が尋常じゃなく強力なので
消化がまあ大変なんです
結果として消化不良を起こし
腸の中で腐敗し
大量の活性酸素を生む
なんてことが起こってしまいます
ブドウ糖や果糖は単体では
そんなに悪いものではないのですが
「ショ糖」という形で2つの糖がくっついた途端に
物凄く厄介なものになってしまうんですね
ですが、この「ショ糖」は白砂糖だけではなく
その他のお砂糖やすごく甘い果物にも含まれています
ではなぜここまで
白砂糖だけが悪者みたいになってしまうのか
それは
「エンプティーカロリー」だから
「ショ糖」以外の栄養はないんです
精製度合いが低いきび糖や甜菜糖、甘い果物には
食物繊維やビタミン、ミネラルなど
糖以外の栄養が含まれていますが
白砂糖はほぼ「ショ糖」なんです
まだまだ白砂糖には落とし穴が
たっっくさんあります
例えば「GI値」や「糖化」問題も
今回は「エンプティーカロリー」に
焦点を当ててお話ししました
実は白砂糖以外にも
備蓄にぴったりと呼ばれる食品たちも
「エンプティーカロリー」の一種だったりします
お腹を膨らませることはできても
栄養を摂るための食事としての期待は難しいものです
家では気をつけていても
外で食べたり買ったものはコントロールしにくかったり
やっぱり美味しさを求めて食べてしまうことも
あると思います
そもそも「食べてはいけないもの」なんて存在しませんので
食べたい!と思ったら食べる!でいいと思います
ただ、少なからず健康や美容を考えたら
避けたほうがいいものがあるのは確かです
なのでまずはそういった実態を「知ること」が
大切なのではないでしょうか?
意識があっても知識がなければ
どうにもならないことがありますからね
その上で
できることから実践していくのが
1番だと思ってます
白砂糖にまつわる
「GI値」と「糖化」
これも重要事項なので
また後ほどアップしていきます