自分の喜びのために 撮っているのも
もちろんなのですが
人に 喜んでもらうために撮っている
自分がいることに 気がつきました。
それは ぜんぜん悪いことではなく
むしろ 好きで やっていたことで
これからも 好きだから やるのですが。
ちょっと。
やり過ぎていたな と 気づいたのです。笑
自分の “ 今 この瞬間を 楽しむ ”
時間よりも
誰かに 喜んでもらうことを 優先し過ぎてきたなって。
お料理が わかりやすいので 例にあげると
あっつあつの 天ぷら や
握りたての お寿司。
お料理は 1分1秒の 時間で 味がかわります。
もちろん 価値観は いろいろ。
友人や 大切な人との会話のほうが 大切で すぐに 召し上がらないかたもいるし
私のように 会話を中断してまで🤣
食べることに 情熱の炎🔥がありすぎる人もいる。笑
( だから 私は ひとりで食事に行くのが好きなのです )
これは 人それぞれ 自由。
決まりなんか ない。
私の場合は そんなに そんなに 食べるのが好きなのに
写真を撮るのも好きで
撮りたくて たまらない。笑
でも 撮るのは「 ぜんぶ 」 じゃなくていいかなって。
やっぱり
揚げたての あっつあつの天ぷらは 出てきたら 秒で 口に運びたい。
握りたてのお寿司は 手で 秒で 口に運びたい。
手で食べたいから 携帯電話など触れない。
そして。
きっかけが もうひとつ。
大好きな大好きな 和食屋さん。
毎月 勉強に通わせていただいて もう何年になるのだろう?
4~5年 経つような気もする。
大好きなご主人の 言葉。
「 今は お料理の写真撮影は 大丈夫にしているけれど
昔は 写真撮影は NGだった 」 と。
わたしは 料理人の妻だから その言葉の意味がわかりました。
その言葉の意味は
『 美味しい瞬間を 食べてもらいたい 』
ということ。
職人さんは 食べる瞬間を見て 調理をしているから。
大好きな親戚の お寿司屋さんを営むおじちゃんも言っていた。
「 握った瞬間を出しても お手洗いにいっちゃうんだもんなぁ 😅」って。
人は 自由だから いろいろですが。
わたしは おじちゃんの気持ちわかる。
だから おじちゃんが握っている時から ずーっと見て ワクワクしながら 構えて笑
たんっ
と 目の前に置かれた瞬間
ぱっ
と 口に運んで
く ~ っ
と とろけておりました。笑
職人さんて 多くを 語らないんですが
お寿司屋さんのたまご焼き。
お寿司屋さんのたまご焼きって 普通
温度は つめたいものじゃないですか。
それが おじちゃんのお寿司屋さんに行った時。
あたたかかった。
「 あれ? たまご焼きが あたたかい
(・_・?) 」
と わたしが言ったら
「 新橋の女将が来たんだから たまご焼きくらいあたためますよ(^_^) 」
って おじちゃんが言ってくれた。
わたしは その時の 感動を 忘れない。
嬉しかった ~ 。 心から。
でも おじちゃんは わたしが たまご焼きのあたたかさに気づかなかったら
きっと
何も言わなかったんだろうなぁ って。
職人さんて 言わない。
うちの主人も 言わない。笑
わたしの 大好きな大好きな 和食屋さんの ご主人も 言わない。
だから 食べ手が 集中して 受けとる。
そういったことに 気付くと 食事は 何倍も
美味しくなる。
幸福度は 何倍も 増す。
それで 話を戻すと。
写真。
まさかの まだ 続く 笑
#職人さん
皆様 いつもありがとうございます。
心より 感謝を込めて ![]()
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新橋 堤 ( しんばし つつみ )

