向陽!!花のある風景(23)長野県で一番人口が少ない村の「ひまわり畑」 | 信濃路てんこ盛り

信濃路てんこ盛り

「ウー」が綴る信濃路の魅力発信ブログ

389人(令和4年6月1日現在・村役場HPより)と長野県下で最も人口が少ない下伊那郡平谷村。

 

 

小さな村に咲く、大きな「ひまわり」を追っかけてきました。

 

 

******************************


 

殆どの地を踏破した南信で、未だ訪れた事がなかった平谷村。

 

同村訪問にあたり、どこを見学するか考えましたが、やはり村のシンボル的存在である「ひまわり」に狙いを定めました。

 

そのひまわり、例年は7月下旬から8月上旬が見頃のようです。

 

また、せっかく遠出するなら、帰りに別の未訪問地で8月に開催されるイベントにも立ち寄りたいと考えていたのですが…

 

そちらのイベント、今年は8月12日開催に決定した為、ひまわりの見頃と時期が少しずれてしまいそうです。

 

イベントを見学するなら、出直すしかないと思っていましたが…ここに神風?が。

 

今年のひまわりは種まきが遅かった為、開花が8月にずれ込み、見頃はお盆前後になるとか。

 

一方、台風6号の不可解な動きに気をとられていると、今度は8日に7号が発生…非常にヤキモキしておりました。

 

その後も台風は停滞し、信州への影響は限られたので、8月11日に平谷村へ向けていざ出発!

 

今回の旅程は8月11日~12日の1泊2日で、ひまわり観賞とイベント見学という1度で2度おいしいものとなりました。

 

自宅を出発し、駒ケ根市の知人宅で休憩後、平谷村にある道の駅「信州平谷」に12時ちょっと前に到着。

 

まずまずの天気で、気温は28℃。平谷村にはいい風が吹いていて思っていたよりも涼しい!(写真は飯田市方面を撮影)

 

 

道の駅で昼食を済ませ、その東隣にある「ひまわり畑」へ早速向かいます。すると定番の「顔出し看板」がありました。

 

 

畑に近づくと、ひまわり全てが背を向けています。シカト?恥ずかしがり屋?ではなく「向日性」ですか?不思議ですよね。

 

 

で、ひまわりとご対面。地元の方々が丹精込めて育ててきたという、3000本のひまわりはほぼ満開!

 

 

ひまわりはやっぱり夏の花。太陽と青空がよく似合います。

 

 

背丈は2m程。6月の種まきから2ケ月あまりで、よく育ちましたね。

 

 

同村にいくつかある「ひまわり畑」の中で、ここは一番広いのか、例年多くの人が訪れるようですが…

 

畑の真ん中にぽつんと空白地帯が出来ていました。何でも、種まきの時期に土壌の状態が悪かったらしく、その影響か?

 

 

今度は、役場裏側にある「ひまわり畑」へとやってきましたが、先程と比べ、少し狭いようです。人は殆どいませんでした。

 

 

ここには毎年「ひまわり迷路」が作られています。

 

ゴールすると景品がもらえるようですが、さすがに炎天下での迷路挑戦はやめました。

 

 

迷路そばには、こんな看板もありました。平谷村のゆるキャラ「ちんえもんくん」です。

 

 

この畑のひまわりは、少し見頃を過ぎたのか、花がうつむき加減でした。

 

 

両方の畑でひまわりを堪能後、道の駅にある信州平谷温泉「ひまわりの湯」へと突入。

 

「物味湯産手形」が使える温泉ですが、何故だかスマホがQRコードを読み取らず、現金での入湯となりました(泣)

 

ここは、かねてから気になっていた温泉で、ぬるぬるで肌にまとわりつく感じのお湯は噂にたがわず良質なものでした。

 

 

温泉に十分浸かって、さて本日の宿泊予定地である飯田市に…

 

向かうのはまだ少し早かったので、せっかくだからと道の駅から4km?プラス徒歩5分にある「平谷大滝」見学へ。

 

落差41m・落口の幅6.5mの滝は写真より迫力がありました。

 

 

こうして、3時間ちょっとの平谷村滞在は幕を閉じましたが…

 

 

この後に波乱が。「平谷大滝」で駐車した時、何気にタイヤを見たら、少し凹んでいるような…

 

滝見学の後にチェックしようと思っていましたが、すっかり忘れてしまい、そのまま飯田市のホテルへ。

 

無事に到着したものの、たまたま駐車場にいた人にタイヤの空気圧を指摘され、慌ててスタンド行きです。

 

やっぱりパンクでした。平谷村でクギを踏んだのか、はたまた花壇作りをしている庭地で廃材のクギを拾ったのか?

 

でも、走行中に何事もなくて良かった!

 

そう言えば3年前、平谷村の隣にある阿南町でひまわり観賞をした直後、コロナのような症状が出て…

 

急遽、宿をキャンセルして、とんぼ返りした事がありました。

 

 

ひまわりとの相性が悪いのか、たまたまなのかわかりませんが、いずれにしても平谷村のひまわりは素敵でした。