☆☆☆(3.0)
講談社 2023年9月21日 第1刷発行 309 ページ 書き下ろし
○東野圭吾「あなたが誰かを殺した」読みましたか
閑静な別荘地で 4軒の家族が1カ所に集まり、毎年恒例のバーベキュー大会を行っていました。しかし、その夜、数人が殺害される無差別殺人が起こりました。犯人はすぐに自首します。
残された家族は個々に警察の聞き取りをを受けていたいのですが、警察の情報提供もなく 事件の全体像が全くつかめませんでした。
そこで、関係者が別荘に集まって、事件について知っていることを話し検証する会を開くことにしました。事件の関係者の知人ということで加賀刑事も同席することになります。
加賀刑事が司会で、皆で事件を検証するうちに だんだんと事件の真相が明らかになってきました。。。
ということで、東野圭吾「あなたが誰かを殺した」読みました。本作品と似た題名の作品、「どちらかが彼女を殺した」、「私が彼を殺した」も、同じく加賀刑事が出てきます。そして、最後まで犯人は明かされません。証拠は提示されたので、あとは自分で犯人を見つけてくださいという、スタイルの本でした。
本作も、そんなパターンなのかな、と思い、少し緊張しながら読みましたが、そんなことはありませんでした。しっかり謎解きもされるし、犯人も分かります。安心して読んでください。33124
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