☆☆☆＋
○司馬遼太郎「覇王の家」読みましたか
徳川家康の一生を、幼年の頃から、三方ヶ原の戦い、信康自刃事件、本能寺の変、伊賀越え、小牧・長久手の戦い、それと最晩年を中心に描いた作品です。
本作品には家康の家臣たちがたくさん出てきます。
以前読んだときは、家臣が多くて分かりづらかったけど、現在は、NHKNHK大河ドラマ「どうする家康」放映中で、家臣たちのキャラが立っています。
なので、以前読んだときより、作品の理解度が高まり、家康という人となりに触れた気がしました。今後のドラマの予習にもなりました。
家康は、裏切った家臣でも報復しなかったり、あまり怒らず無駄なことしゃべらず必要であれば家臣たちの意見を聞いて家臣自ら行うように仕向けました。治めた国で狼藉を働くこともなかったので、民も安心して過ごしたとのことでした。そういうところも、天下人になった所以ではないかと思いました。50623
テーマ：（し）司馬遼太郎 は、こちらです
作家別のインデックスはこちらです。☆つけて、一覧にしています。
インデックス：伊坂幸太郎
インデックス：恩田陸
インデックス：貴志祐介
インデックス：司馬遼太郎
インデックス：東野圭吾
インデックス：村上春樹
インデックス：宮部みゆき
