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光文社文庫 1990年7月単行本 1994年1月光文社文庫 371p
○東野圭吾「犯人のいない殺人の夜 新装版」読みました
この本は1990年に単行本化され、1994年に文庫化された、7つの物語が入ったミステリー短編集です。
最近の作品に通じるようなテーマの作品もありますが、全体に暗い作品が多いかも。読みやすいさとかアイデアは、さすがという感じです。以下覚え書きです031421
「小さな故意の物語」
同級生の達也が屋上から落ちて死にました。事故か自殺か、友人だった俺は、真相を知るべく動きます。。。
「闇の中の二人」
中学生の萩原信二には、3か月になる異母兄弟の弟がいるのですが、その弟が何者かに殺されました。首を絞められて殺されたようです。深夜に何者かが忍び込んで殺されたようです。。。
「踊り子」
中学生の孝志は、受験のため、塾通いだけでなく、家庭教師も付いて勉強していました。塾帰りに孝志は、有名な女子高校の体育館を覗き見します、そして、そこで踊っていた女性に一目惚れします。孝志はその子に気持ちを打ち明けたいと思い、家庭教師どうすればいいか相談するのでした。。。
「エンドレス・ナイト」
厚子は警察からの電話で、大阪で夫の田村洋一が殺害されたことを知ります。洋一は単身赴任で大阪で商売をしていましたが、厚子は大阪には行かず、東京に残っていました。。。
「白い凶器」
食品会社の課長が工場の敷地内で死んでいました。窓から落ちて死んだようです。その窓は小さく、体を自ら乗り出さないと外に飛び降りることはできません。。。
「さよならコーチ」
直美は、とある企業のアーチェリー部の選手です。有望視されていましたが、会社の部室で、遺言ビデオのようなものを残して、死んでいました。。。
「犯人のいない殺人の夜」
家庭教師の拓也が教え子の所に行くと、殺人事件に遭遇しました。家族たちはこの殺人を隠そうとしました。。。
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