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2019年9月 双葉社 364p 初出 双葉社Web文芸マガジン「COLORFUL」2018年11月12日号~2019年7月25日号
知念実希人「ムゲンの i(アイ)」上巻 の感想はこちら
○知念実希人「ムゲンの i(アイ)」下巻 読みました
識名愛衣は、医者です。そして、「イレス」という、目を覚ますことなく眠りつづけるという、世界でもわずか400例しか報告がない、原因不明の珍しい病気の患者を現在、3人、面倒を見ています。
愛衣は、巫女の血を引くため、他人の夢の中に入り込める能力があることに、気づきます。愛衣は、自分の患者たち2人の夢の中に入り込み、患者たちが眼を覚ます手助けをしました。
一方、連続殺人事件が起こりました。その容疑者も、愛衣の病院に入院しており、その容疑者も、どうやら「イレス」のようです。どうやら、他の患者たちとも容疑者は繋がりがあるようです。
愛衣は、患者たちを救うため、3人目の患者の夢の中に入り込みました。。。
ということで、知念実希人「ムゲンの i(アイ)」下巻 読みました。面白かったです。
医療ミステリーとファンタジーがうまく融和しており、上下巻、最後まで飽きずに読み進めることができました。読後もよかったです。
著者は、医者でもあり、「ひとつむぎの手」、「崩れる脳を抱きしめて」
と過去2冊ほど読んでいますが、今作が一番面白かったと思いました。
次回作が気になる作家の一人になるかも、です。
追記 2020年本屋大賞8位の作品です。82920
(ち)知念実希人はこちらです・・・
書評:本屋大賞 はこちらです・・・
書評:現代小説? はこちらです・・・
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