知念実希人「ムゲンの i(アイ)」下巻 読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

 

 

ムゲンのi(下)

    知念実希人「ムゲンのi(下)

☆☆☆☆
2019年9月 双葉社 364p 初出 双葉社Web文芸マガジン「COLORFUL」2018年11月12日号~2019年7月25日号

知念実希人「ムゲンの i(アイ)」上巻 の感想はこちら

○知念実希人「ムゲンの i(アイ)」下巻 読みました
識名愛衣は、医者です。そして、「イレス」という、目を覚ますことなく眠りつづけるという、世界でもわずか400例しか報告がない、原因不明の珍しい病気の患者を現在、3人、面倒を見ています。

愛衣は、巫女の血を引くため、他人の夢の中に入り込める能力があることに、気づきます。愛衣は、自分の患者たち2人の夢の中に入り込み、患者たちが眼を覚ます手助けをしました。

一方、連続殺人事件が起こりました。その容疑者も、愛衣の病院に入院しており、その容疑者も、どうやら「イレス」のようです。どうやら、他の患者たちとも容疑者は繋がりがあるようです。

愛衣は、患者たちを救うため、3人目の患者の夢の中に入り込みました。。。

ということで、知念実希人「ムゲンの i(アイ)」下巻 読みました。面白かったです。

 

医療ミステリーとファンタジーがうまく融和しており、上下巻、最後まで飽きずに読み進めることができました。読後もよかったです。

 

著者は、医者でもあり、「ひとつむぎの手」「崩れる脳を抱きしめて」

と過去2冊ほど読んでいますが、今作が一番面白かったと思いました。
次回作が気になる作家の一人になるかも、です。

 

追記 2020年本屋大賞8位の作品です。82920

 

ひとつむぎの手

 

崩れる脳を抱きしめて

 

(ち)知念実希人はこちらです・・・

書評:本屋大賞   はこちらです・・・

書評:現代小説?  はこちらです・・・

 

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