林真理子「西郷どん! 後編」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

西郷どん! 上製版 後編☆☆+
2017年11月 262p 株式会社 KADOKAWA 初出「本の旅人」2016年2月号~2017年9月号

林真理子「西郷どん 前編」の感想はこちら

○林真理子「西郷どん! 後編」読みました
明治37年10月,西郷隆盛の息子,西郷菊次郎が,京都市長となります.彼は助役となる川村に,菊次郎が知る西郷隆盛を語ります.

彼はその独特の風貌で,諸藩に名が売れていきます.そして,明治維新でも重要な役割を果たします.

ということで,林真理子「西郷どん! 後編」読みました.NHK大河ドラマNHK大河ドラマ「西郷どん!」の原作本でもあります.彼の経歴(2度の島流し)唐復活した頃には,諸藩にも知らない人がいなくなり,それが,明治維新のとき,上手く立ち回れたともいえるのでしょうね.

 

しかし,一度祭り上げられた彼は,故郷に戻るも,再び祭り上げられる運命だったのでしょうか,

歴史に もしも はないですが,この物語を読むと,しかるべくして,西南の役になったとしか,いいようがありません.030118

 

 

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