万城目学「悟浄出立」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.


悟浄出立


☆☆☆+
2014年7月 206p 新潮社


○万城目学「悟浄出立」読みました。


この本は、著者が思い入れのある中国の書物に出てくる登場人物にスポットを当て、その心情を本人たちに独白させる、そんな短編集です。


一部は、元の話がよくわかりませんでしたが、それでも面白く読めました。著者最新刊であるのと同時に、お薦めの一冊でもあります。以下、覚え書きです8124



「悟浄出立」 yomyom vol.10(2009年2月)
沙悟浄は、いつも消極的な自分を変えなくてなと思っていましたが変えられませんでした。そんなとき、猪八戒が元は有名な大将だったと知ってびっくりします。沙悟浄は、その頃の心情を猪八戒に尋ねるのでした。。。


「趙雲西航」 yomyom vol.13(2009年11月)
趙雲は戦をするために、船に乗っているのですが、胸の内がスッキリしません、どうやら船酔いの製だけではなさそうです。。。


「虞姫安静」 yomyom vol.30(2013年11月)
項羽に危機が迫っています。そんなおり、虞は、項羽から名を返すようにいわれました。。。


「法家孤憤」 yomyom vol.31(2014年2月)
陛下が刺客に狙われた、でも、未遂でした。容疑者は俺と同じ名前、でも彼とは2年前に会っているかもという、疑念が。。、


「父司馬遷」 yomyom vol.32(2014年5月)
父の司馬遷は、帝に口答えしたとして、宮刑に処されました。母は父とは離縁。心配な娘の榮は、父に会いに行くことに。。。






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