恩田陸「雪月花黙示録」読みました

雪月花黙示録 (単行本)
☆☆☆
2013年12月　387p　角川書店　「小説野生時代」2004年12月号、2005年1月号、5月号、7月号、9月号、10月号、12月号、2007年3月号、6月号、10月号、11月号、2008年1月号～3月号　を加筆修正

○恩田陸「雪月花黙示録」読みました。

いつかわからない時代、でもきっと近未来。年は、古くからの文化を大切にするミヤコと、都市文明を享楽する帝国主義者、それらを改革しようとする謎の伝導者たちがいました。その3者の戦いのようなお話でした。

恩田陸ファンタジー全快でした。何かの続編かなと思いましたが、そうでもなさそうです。恩田陸をどっぷり味わいたい方、恩田陸入門編としても、読みやすくてぴったりかも。以下、覚え書きです　8084

第1話　春爛漫桃色告
生徒会長に立候補したミヤコの有力グループの春日家の一人、紫風ですが、選挙妨害に遭います。。。。

第2話　水澄金魚地獄
怪しげなミズスマシ風のロボット出現！？

第3話　夏鏡黄金泡雨
蘇芳の前に現れた謎の双子。。。

第4話　冥府牡丹灯籠
ミヤコの謎を紫風が追う。。。

第5話　重陽節妖降臨
ど派手なビンゴゲームは誘拐の前兆。。。

第6話　鯱髪盛双児?
紫風たちを助けに向かう蘇芳たち。。。

第7話　幻影払暁縁起
新しくできたテーマパーク、紫風の最大の危機か。。。

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