恩田陸「夜の底は柔らかな幻 上」読みました 久しぶりの恩田陸SF風物語 | 親愛なる人に-読書の薦め

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夜の底は柔らかな幻 上

☆☆☆
2013年1月 361p 文藝春秋 「オール讀物」2006年9月号~2009年12月号 大幅な加筆修正



○恩田陸「夜の底は柔らかな幻 上」読みました


途鎖は、非常に厳しい入国制限をしています。そのなかで、実邦(みくに)は、列車で入国しようとしています。


入国の際、イロと呼ばれる能力者は特に入国を制限されています。特に今月は、途鎖の山奥に、巡礼者が集まる月。列車の中で何人かが連れ出されようとします。そして、実邦にも、厳しい検査が。。。


ということで、土佐が舞台と思われる、途鎖を舞台に繰り広げられる、ハードSFぽい作品でした。全体像は上巻わからないのですが、わからないままに、作者はグイグイ先へ先へと物語を進めていきます。


久しぶりに恩田陸SF風物語を読みたい人はわくわくすることでしょう。3243



追記
同名の久保田早紀のアルバムがありました(1984年発売)

インスパイアされたのかも。。。

夜の底は柔らかな幻(紙ジャケット仕様)






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