宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」観ました。感性に訴える… | 親愛なる人に-読書の薦め

親愛なる人に-読書の薦め

読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

ポニョ

写真はパンフレットとパンフレットを入れてあった袋

☆☆☆☆☆ 


宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」観てきました。


物語は、海の中の風景から始まります。ポニョは何だろう、人魚?。ポニョは、外海に出たときに、地引き網にかかってしまいます。その網はゴミも一緒にすくっているので、ポニョはガラス瓶にはまってしまいました。網からは逃げられたのですが、瓶からは身体が抜けなくなってしまいました。


波打ち際に流されていたところを、海辺に遊びに来ていた宗介が、見つけて助けられました。緑のバケツに入れられたポニョ。宗介はポニョを一目で気に入り、ポニョをバケツに入れて保育園まで持っていくのでした。


そして、宗介は、保育園の隣の、お母さんのリサが勤める老人施設のおばあさんたちに、ポニョを自慢げに見せるのでした。


一方、ポニョのことを心配したのは、ポニョのお父さん、フジモトです。彼は波の力を借りて、強引にポニョを家に連れて帰るのでした。


でも、ポニョは納得しません。宗介に会いたくて行動を起こすのでした・・・


ということで、「♪ぽーにょ、ぽにょぽにょ魚の子♪」と、一回聞いたら思わず口ずさんでしまう歌が流れる、宮崎駿の「崖の上のポニョ」観てきました。面白かったです。会場は満員でした。細かく見ると、フジモトはハウルのなれの果て、ポニョの変化はハウルに出てくるソフィのよう、なんて勝手な解釈もできそうですが、そんな理屈は抜きにして、気持ちで楽しみたい作品です。よかった点を列挙します。


まず、絵が良いですね。パステル画のような背景なのに、宗介、ポニョたちが活躍しているのです。


また、色彩や動きもいいです。ポニョの妹たちが、ピンクから黄色に変化したり、大きくなったり小さくなったり魚になったり波になったり。。。自由自在です。この波の上を走るポニョもよかった。


そして、ストーリーが良いです。単純なようで単純じゃない。何か感性をくすぐられるような、比喩的なストーリー。


エンディングのポニョの歌が流れている間の絵も良いですね。ポニョの歌は短いですから、エンディングもあっという間のおわり。洋画である長ーいテロップも一切なし。感動してウルウルした涙腺が乾かないうちに、映画館は明るくなりますのでちょっと恥ずかしかったりして・・・


見終わった後、元気が出る映画でもあります。宮崎アニメはどれもヒトがヒトを思う気持ちがテーマなのでしょうね。いつも挑戦し続ける宮崎駿。健康に留意して次回作も作られることを期待して、☆☆☆☆☆としました。7228(7218)


追記

今回、久石譲の音楽もよかったです。

崖の上のポニョ サウンドトラック/久石譲


「♪ぽーにょ、ぽにょぽにょ魚の子♪」は下の歌・・・

崖の上のポニョ/藤岡藤巻と大橋のぞみ


ポニョのトートバック の記事はこちらです・・・


テーマ:映画・DVD はこちらです。

映画スマイル2 トップへ



崖の上のポニョ(アマゾン)