清水義範と西原の「もっとどうころんでも社会科」、自由と脚力の話が興味深い! | 親愛なる人に-読書の薦め

親愛なる人に-読書の薦め

読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

清水 義範, 西原 理恵子
もっとどうころんでも社会科

☆☆☆+

清水義範と西原の「もっとどうころんでも社会科」は、「どうころんでも社会科 」につづく社会科シリーズ第2弾です。作者は続編のつもりで読んでくれと言ってますが、どっちから読んでも、問題はありません。

10話ほどのエッセイが綴られており、読みやすいです。


なかでも、「自由について自由に考えてみる」(自由とはなんぞや、自由の歴史から始まる思考)、

「脚力の問題」(当たり前ですが、車がなかった頃、人は歩いて移動していたんだなあということ)

は、刺激を受けました。


相変わらず西原の挿絵がエッセイに彩り?を与えています。