原発から他の材料株へシフトも | 株で儲けよう!!

原発から他の材料株へシフトも

日経平均は小幅上昇。11.35円高の13200.70日(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。2日の米国市場が反落となった影響と日経平均は昨日500円超の上昇を見せた反動もあり、戻り待ちの売りに上値を抑えられている。前日比変わらず水準で始まった日経平均は、利食いに押される格好から一時13137.10円まで押す場面も見られたが下げは限定的であり、その後は切り返している。ただ、戻りも限定的であり、13200円レベルでの狭い値幅でのもみ合いが続いている。昨日上昇の目立っていた金融関連セクターは利食いに押され、為替相場が1ドル102円台に乗せているものの、自動車セクターはモルガンによる格下げもあって冴えない展開となり、ハイテク株は高安まちまちであった。一方、原油相場の急反発もあって、昨日動きの鈍かった鉱業、商社など資源系関連の一角が強い動きをみせている。そのほか、東芝の米国での原子力発電所の受注報道が刺激になり、東芝のほか、日製鋼、木村化、トウアバルブ、岡野バルブなどといった原発関連が軒並み強い動きをみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり604に対して値下がり971、変わらず140と、値下がり数が全体の過半数を占めている。 日経平均は戻り高値レベルでの推移ながら昨日同様、狭いレンジ内での取引が続いており、主力株よりも材料系の銘柄に資金が向きやすいようだ。特に本日は東芝の報道を受けて原発関連が一斉に動意付いているため、原発関連銘柄に意識が向きやすいようだ。特に本日は東芝の報道を受けて原発関連が一斉に動意付いているため、原発関連銘柄に意識が向きやすいようである。ただ、木村化などはストップ高買い気配のままの状況であり、トウアバルブもストップ高、岡野バルブも寄り付き後直ぐにストップ高となるなど、上昇の割りには値幅取り妙味がない状況であるため、次第に他の需給妙味の大きい低位材料株などに意識が向かう可能性はあろう。