「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~ -480ページ目

進歩成長とは・・・

私が、心から尊敬する武道家である、宇城憲治先生。
以下、その先生のお言葉です。
どう出版から発行されている、本年のカレンダーからの引用です。

 進歩成長とは、変化することである。
 変化するとは、深さを知ることである。
 深さを知るとは、謙虚になることである。

さらに、続きます。

 謙虚になるには横着を捨てることです。
 横着とは今の自分にとどまること。
 迷っている人は、
 今の自分を捨てきれていないだけ。
 恐れているだけ。
 ・・・・・・ そこを抜けると、捨てると自信が出てくる。

生き方の極意だと思います。

人間、ついラクな方へ流れます。
横着をし、現状の自分にとどまろうとします。
しかし、それでは進歩成長できない。

進歩成長したいという欲求は、本来、根源的なものです。
自然に生きていれば、内面よりわき上がってくる欲求なのです。

しかし現代は、それができない人が増えている。
身体も感性も、ガチガチに緊張し、鈍くなってしまっている・・・
たいへんに不幸なことです。

これからは、調和の時代です。
多種多様な価値観や個性を認め合い、尊重し合う時代です。
しかし、生き残れるのは、本物だけ。
進歩成長なき者は、廃れていくのが自然の理です。

インターネットというインフラのおかげで、個人が自由につながれるようになりました。
本物が、想いと志でゆるやかにつながりながら、世のため、人のために協力し合える・・・
そんな素晴らしい時代になりつつあることを実感いたします。

いま、この時代に、生きていられることを、心から幸せに思います。
すべてを生成化育する偉大なる創造主に、心からの感謝を捧げます。
生きとし生けるもの、すべてが幸せでありますように。
そのために、自分の命が最高最善に活かされますように。
ありがとうございました。

<参考>
● 宇城道塾ホームページ http://www.dou-shuppan.com/dou/index.html
● どう出版ホームページ http://www.dou-shuppan.com/