先日、久しぶりにR31スカイラインを見かけました。あの角ばったデザインと丸目4灯のリアライトには、今でも心を掴まれます。R31スカイラインは私にとって初めての自分のクルマでした。
若い頃、クルマやバイクを運転することの楽しさ、そして自由を手にした感覚は、私にとってかけがえのないものでした。
もちろん、燃費は最悪で、リッター5キロ程度だったと思います。
しかし、燃費や維持費の負担を超えるほどの喜びがそこにはありました。
自分でクルマを運転し、どこへでも自由に行けるという感覚は、当時の私にとって何よりも魅力的でした。
しかし、昨今では、若い世代を中心にカーシェアや公共交通機関が普及し、クルマを所有すること自体が必ずしも必要ではないと言われることも増えてきました。この傾向は、私たちが向き合っている課題でもあります。
とはいえ、私はクルマが持つ価値がこれからも重要であり続けると信じています。車は単なる移動手段以上の存在です。
自由に好きな場所へ行ける力、そして自分のペースで動けるという安心感は、車が持つ本質的な魅力だと思います。
急に思い立ってのドライブや長距離の旅――こうした特別な体験は、クルマがあってこそ実現できるものです。クルマがもたらす自由と楽しさは、今後また見直される時が必ず来ると私は信じています。
私たちの仕事は、そうしたクルマの価値を支えることにあります。どんなに技術が進化しても、クルマの信頼性や安全性を保つためには、メンテナンスや修理は不可欠です。
クルマの価値を最大限に引き出し、安心して運転してもらうために、私たちが担う役割はこれからも大きいのです。
私自身、初めて所有したR31スカイラインを通して、クルマが与えてくれる自由と喜びを深く実感しました。クルマに乗ることは単なる移動手段ではなく、新しい場所や景色、そして体験を得るための素晴らしいツールです。
皆さんにとってのクルマとは?
私にとってR31スカイラインは、今でも忘れられない思い出のクルマです。
では、皆さんにとってのクルマはどうでしょうか?初めて手に入れた車や、今でも大切にしている車、あるいは憧れ続けているクルマ。
それぞれに、特別な物語があるのではないでしょうか。
クルマがもたらす体験や価値は、人それぞれ異なりますが、皆さんもぜひ、自分にとってのクルマの存在意義を振り返ってみてください。
そして、私たちがクルマと関わる仕事に誇りを持ち、クルマの未来を共に支え続けていけることを改めて誇りを感じていただけたらと思います。
以上
