堺で育った僕は、筋金入りの南海ホークスファンだった。
学校が終わってから、近所の子たちと大阪球場のナイターに出かけ
ホークスを応援して帰ってくる。
当時は阪神ではなく、南海ファンが周りには多かった。
初めて買ってもらった帽子も、緑に白の鷹のマーク。
ライバルは同じ南大阪を本拠地とする近鉄バファローズだったけど、
なんとなくオシャレなイメージのある阪急ブレーブスも
ライバル視していた。
子供ながらに酒のにおいがプンプンする
殺伐とした雰囲気の大阪球場も好きだったが
たまーに連れて行ってもらった西宮球場の洗練された雰囲気も好きだった。
阪急百貨店吹奏楽団が演奏するトロンボーンに合わせて行われる都会的な応援には
「やっぱり阪急は違うなあ」と思ったものだ。
この動画では1分36秒ぐらいから流れる
阪急の選手がヒットを打った時のエレクトーンのメロディも大好きだった。
未だに阪急といえば、このメロディを思い出す。
我らがホークスが身売りされ消滅した3週間後に、
まさかこの球団まで身売りされるなんて。。。
この時代の牧歌的な雰囲気…
やっぱり僕は、昭和が大好きです。
