果実の会公演を、先週、中野あくとれで観てきた。
果実の会の作品は、日常にありふれている場面を繋ぎながら
もし自分のことなら、一生忘れないような場面が
ほんの瞬間見え隠れするような作り方で
鑑賞するには、けっこう好きな作風だ。
そして今回は武内紀子さんの本ということで
楽しみにしていたのだが、事前に武内さんから
「かなりエチュードで作っているので、本の原型が
残らないかも」と聞いていたので
楽しみ半分、不安半分で劇場へ足を運んだ。
オープニング、三々五々集まる人達は
とても脱力していて、おそらく「決めごとなし」。
いったいこの先、どうなるんだろうと不安な気持ちが大きくなった。
だが、オープニングの場面のあとに挟まる
プロジェクター映像を使った、テレビドラマのような
タイトルバックの場面のあとからは、自由な演技でありながら
「工場」「かじかホテル」「丸山家」を舞台に
ストーリーが少しずつ絡み合っていく。
登場人物ひとりひとりが大事にしていることが伝わってきて愛おしく
全ての場面が、飽きさせない。
エンディングに向かい、どんどん物語が織り上げられていった。
最後の最後で、物語は大団円の様相の中、わずかに歪みを含んで
終わるあたりは、武内さんの真骨頂というところだろうか。
どこまでが武内さんの仕込んだ部分で、どこまでが俳優たちが
紡いだ部分なのかわからないのは
作品が息吹を持っていたということなのだろう。
芝居を観ている間、タイトルを忘れていたが
観終わってから気付き、ニヤリとしてしまった。
こういう上品な下ネタは、アリだと思う。
果実の会の作品は、日常にありふれている場面を繋ぎながら
もし自分のことなら、一生忘れないような場面が
ほんの瞬間見え隠れするような作り方で
鑑賞するには、けっこう好きな作風だ。
そして今回は武内紀子さんの本ということで
楽しみにしていたのだが、事前に武内さんから
「かなりエチュードで作っているので、本の原型が
残らないかも」と聞いていたので
楽しみ半分、不安半分で劇場へ足を運んだ。
オープニング、三々五々集まる人達は
とても脱力していて、おそらく「決めごとなし」。
いったいこの先、どうなるんだろうと不安な気持ちが大きくなった。
だが、オープニングの場面のあとに挟まる
プロジェクター映像を使った、テレビドラマのような
タイトルバックの場面のあとからは、自由な演技でありながら
「工場」「かじかホテル」「丸山家」を舞台に
ストーリーが少しずつ絡み合っていく。
登場人物ひとりひとりが大事にしていることが伝わってきて愛おしく
全ての場面が、飽きさせない。
エンディングに向かい、どんどん物語が織り上げられていった。
最後の最後で、物語は大団円の様相の中、わずかに歪みを含んで
終わるあたりは、武内さんの真骨頂というところだろうか。
どこまでが武内さんの仕込んだ部分で、どこまでが俳優たちが
紡いだ部分なのかわからないのは
作品が息吹を持っていたということなのだろう。
芝居を観ている間、タイトルを忘れていたが
観終わってから気付き、ニヤリとしてしまった。
こういう上品な下ネタは、アリだと思う。