【短歌アート】
喜びで
掃除をすれば 心まで
光り輝く 珠玉となりぬ
真解鑑定師 藤田恭子です。
先日、テレビを見ていたら
埼玉県にある高校の掃除部について
放送されていました。
「掃除部って?」と
何故か興味が湧いて見ていると
放課後、部員がお揃いのツナギを着て
一所懸命、掃除をしていました。
校舎の廊下、階段、トイレはもちろん
学校の外のゴミ拾いもしていました。
偉いな〜と思いながら見ていると
女子部員の一人が、こう話していました。
『奉仕活動と思われるかも知れませんが、
私達は「させていただいてる」
と思って掃除をしています』と
素晴らしい👏
思わずテレビの前で拍手しました。
私が高校生の時にこんな事、
言わなかったし、思いもしなかった😅
凄いです!
素晴らしい心を養っているな〜と
思いました。
「させていただいてる」
この言葉が刺さりました。
何故なら…
私は、去年の10月から、
長年、習っている書道教室の
お役をさせていただいるのです。
役と言っても、会費を集めたり、
作品をまとめて本部に送ったりと
会員の方のお世話をする役割です。
そして
月に一度の役員会での報告や
今後のイベントについての
打ち合わせをします。
それに付随して、色々な事を頼まれます。
もちろん
出来る事は、させていただきますし
出来ない事は、お断りします。
しかし
私の心の中は
「させていただいている」
ではなく
「やってあげてる!」
の上から目線でした。
この、高校生のキラキラした瞳で
体中から喜び溢れる思いの
「させてもらっています」
とは程遠いものです。
反省です!
この役割は、以前、
お役をされていた方からの推薦でした。
有難いことです。
ただ、
私は仕事もしているので、
決して暇ではありません。
もう一つの役割で
時間を取られるのに
とても抵抗があったのですが
私も今までお世話になっていましたし
これを受ける事で
皆さんのお役に立つ事が出来るのなら、
そして、何か成長出来るのなら、
と思い受けました。
引き受けると決めたのは私です。
けれど、
「面倒くさいー」とか
「色々とやらされるなー」など
愚痴がふつふつと出てくる私が
いるのです。
挙げ句の果てに
「あの人は手伝ってくれない!」
「あの人は優遇されていいよね!」
と自分の外に矢印を向けるようになっていました。
やばい、やばい!
自分の成長どころか
暗黒性がブッシャーと出てきます。
そうなのか。
『私はまだ、こんな風に思うんだ』と
客観的に自分の心を観ました。
自分を否定するのでもなく、
無理やり、いい子ちゃんに
戻そうとするのでもなく、
ただ、反省をする。
自分の行動、言葉、思いを
何度も、何度も、かえりみて、
この思いはいらない。
この考えはいらない。
この行いはいらない。
と、いらなところを省く。
そして、
これからは、この様にしていこう!
と決めていく。
これが『反省』なのです。
高校生の
「させていただいている」の
言葉が刺さったのは
ずーっとモヤモヤしていた気持ちを
観ていなかったからだと思います。
ちゃんと自分の心を観て、
それが暗黒性の心でも
客観的に観てみました。
自分の心を観るという事をするだけで、
あんなにモヤモヤしていたものが
晴れていくものです。
そうすると自分は、
本当は誉めてもらいたかったんだ。
「頑張ってるね」って言って
貰いたかったんだと気づきました。
それは、承認欲でした。
この役割は自分が決めて引き受けた事。
責任は私にあります。
だから、
もう一度、初心に戻り
「させていただきます」
の心で気持ちよく、させていただこう。
そして
役割を頑張った自分を自分で
誉めてあげよう。
そう決めました。
高校生の一言がきっかけで
自分を観ることが出来ました。
このメッセージをキャッチできて
よかった〜!
危うく、めっちゃくちゃ嫌なヤツに
なるところでした
今まで教えてもらった事のない心の事を学べる学問です。もっと早く知りたかった〜‼︎
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