真解鑑定師 藤田恭子です。
今日は小正月。
この頃に、正月飾りの門松やしめ縄を
外すそうですね。
我が家も寄植えに飾っていた、
正月飾りを全て外しました。
皆さんは新年に今年の抱負や
チャレンジする事など決めましたか?
一年の締めくくりや
一年の初めは、
区切りがいいので何か
決意をしやすいものです。
是非、何か目標を持たれては
いかがですか?
という私の今年の決意ですが…
『仏教的いい人』になる!
です。
"「いい人」になる"ではなく
『仏教的』がつくのが
ポイントです😆
よく私達は
「あの人、いい人ね〜」
「凄くいい人だったわ〜」と
自分にとって感じが良かったり、
とても優しく親切にしてくれると、
「あの人はいい人」だと言います。
また逆に
いい人と思われたくて
相手の要望に必要以上に応えたり。
無理をして相手に合わせたりしてしまう。
私もそう言う所あります。
しかし
それは「いい人」ではなくて
「都合のいい人」なんです。
他人にとって都合が良ければ
「感じのいい人」
都合が悪ければ
「感じの悪い人」
となるのです。
全て、他人次第です。
単なる「いい人」で
居ようとすればする程、
相手の機嫌を伺い
合わせてしまいます。
それは、
自分自身の人生を
生きてるとは言えません。
勿論、
人に優しく親切にする事は
とても素晴らしい事。
自分の行いで人が喜んでくれるのは、
とても素晴らしい事です。
けれど、そこに
「愛されたい」
「好かれたい」
「嫌われたくない」と思い
相手に合わせ過ぎるのは「都合のいい人」
になってしまうのです。
私は「嫌われたくない」の思いが
とても強い人です。
これは、幼少期に作り上げたルールが
影響しています。
人の顔色を伺い、相手に合わせてる。
自分の意見は
相手に好かれそうな意見にすり替える。
まさに、絵に描いたような
「都合のいい人」でした。
けれども、
それも大人になるに連れて
上手くいかなくなる。
嫌われたくないのに
離れられてしまう。
仏教を学んでいる今は
以前ほどは気にならなくなりました。
けれど、
嫌われたくない自分が
ひょこっと顔を出します。
だから、
どうせ、いい人になりたいなら
『仏教的いい人』に
なろうと思い
今年の決意にしました。
では、
『仏教的いい人』とは一体どんな人か?
これには、3つの条件があります。
・真実を語る
・怒らない努力
・少しでも助ける
この3つの条件を兼ね備え
実践する人は神々の国に行けるのだ。
と仏教では言われています。
特に、この3つ目の
『少しでも助ける』
これは、
相手のオファー全てを
受ける事は出来ないが
この一部分だけなら
助ける事ができる。
だから、
その部分だけは、させてもらいます。
と言う事です。
相手のオファーを
まるまる受ける事が出来ないから断る。
とか
無理をしてオファーまるまる受ける。
と言う事ではなく。
自分の出来る事を
出来る部分だけする
という事なんです。
以前こんな事がありました。
私は、大好きな俳優さんが出演する、
お芝居のチケットが取れたので、
3ヶ月前から、その日の為に
有休休暇を取っていました。
しかし、2日前に上司から
どうしても、その日に出て来て欲しいと 言われたのです。
絶対にお芝居は見たい!
だから、出勤はしたくない。
だけど、それでいいのか…?
考えた末に、
「午前中だけの出勤でもいいですか?」
と応えました。
お芝居は午後2時から、
午前中に出勤すれば
仕事の段取りは出来る。
結局、午前中だけ出勤し
午後は楽しみにしていた
お芝居を一番前の席で
観ることが出来ました。
きっと、一日出勤するか
無理やり休むかの二択だったら
どちらも、心はしんどかったと思います。
出来るか、出来ないかではなく
出来るところを助ける。
そのスタンスで行こうと思います。
簡単そうに見えて
中々、難しい決意ですが
楽しんで実践して行こうと思います
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