自分軸をつくるための4つの自己認識(後編)【ウェルビーイング心理教育】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

自己認識に関する
3つ目の要素は、
自己評価
(self evaluation)
になります。
 
 
自己評価とは、
自分の言動を振り返り、
吟味し内省することです。
 
 
自己評価では、
目的や目標(願望)、
行ったこと(行動)、
それによる影響や
結果(現実認知)について
検討することが
求められます。
 
 
したがって、
時には厳しい現実と
向き合うこと
にもなります。
 

しかし、
同時に自己を成長させ、
願いを叶えるために
とても大切な機能と
言うことができます。
 
 
私たちは、
自己評価することによって、
自分の内面にあるものと
出来事や他者などの
外部要因のギャップを
感じ取ることが
できるように
なっていきます。
 
 
これは、
自分を客観視する
メタ認知という機能を
鍛えることにもなり、
社会生活を営む上で
とても重要な意味を
持っています。
 
 
4つ目は、
自己受容
(Self-acceptance)
になります。
 
 
自己受容とは、
自分の長所も短所も
すべて含めて、
ありのままの自分を
受け入れることです。
 
 
自己受容は、
人間的実存に関するもので、
ありのままの自分に
関する認識と言えます。
 
 
自己受容
できるようになると、
無駄な力が抜けて
伸び伸びと活動できる
自由さを手に入れることが
できるでしょう。
 
 
これまでに挙げた
自己認識に関する
4つの要素は、
複合的に関わり合い、
自分らしさの基準となる
「自分軸」を形作ると
考えることができます。



 
人生をより良く
生きていくためには、
個人的としての自己と、
社会的な存在としての自己を、
適切に認識することが
求められます。
 
 
自己認識に関する
4つの要素を意識することで、
自己認識を高めることが
可能になります。
 
 
そうすれば、
自分らしく健やかに
生きやすくなるのでは
ないでしょうか。


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