雑談できるようになるために!?【コミュニケーション】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

カウンセリングをしていると、
“雑談できるようになりたい”
という悩みの相談を
受けることがあります。
 
 
こうした悩みは、
特別なものなのかというと、
そうでもないようです。
 
 
程度の差こそあれ、
職場や学校などの休憩時間に
周りの人と雑談ができなくて
悩んでいる人は
結構いらっしゃいます。
 
 
このような悩みを解決し、
雑談が出来るように
なるためには、
どうしたら
良いのでしょうか?   
 
 
まずは、
雑談とは何かを
考えてみましょう。
 
 
goo辞書では、
雑談を次のように
説明しています。
 
 
1.さまざまな内容のことを
 気楽に話すこと。また、その話。
 
 
2.とりとめのない話。
 
 
1の説明の中に出てる
「気楽に」という要素は、
なかなかハードルが高く
難しい要素ですので、
これは外しておきましょう。
 
 
注目したいのは、
「さまざまな内容」、
「とりとめのない」
という部分になります。
 
 
「さまざまな内容」
話題にするためには、
広く浅く情報を
知っていることが
必要不可欠です。
 
 
雑談が苦手と
おっしゃっている方の
お話を聞くと、
自分の興味関心の
あることについては
とても深い知識を
持っていたりします。


雑談力を上げるためには、
自分が興味の幅を広げて、
インプットしておかないと
「さまざまな内容」
話題にすることができません。


興味関心のあることの
周辺領域を広げて、
深さだけでなく
広い知識を得るよう
心がけたいものです。

 
次に
「とりとめのない」
について考えてみましょう。

 
「とりとめのない」というのは、
「特に重要ではない」という意味です。


ですから雑談しようと
あまり力みすぎないことが
肝要と言えます。


自分の方から
無理に話題を振って
雑談しようと力まずに、
基本は相手の話の
聞き役になること。


会話の中で
自分が知っている
話題が出てきたら、
それを手がかりに
話を深めていくこと。


そうすることで、
自然と雑談できていたり
するのではないでしょうか。
 



雑談する力を高めるためには、
「雑談のネタ」が必要です。


興味関心の周辺領域を広げ、
身近な情報を幅広く
インプットするように
努力してみましょう。
 
 
これで
雑談がうまくいくかどうかは
必ずしも保障はできませんが、
「雑談のネタ」
幅を広げておくことで
雑談の適応力
確実に向上するでしょう。
 
 
うまく
雑談できるように
なるというのは、
難易度が高いかもしれません。
 
 
しかし、
「雑談のネタ」を集めて
雑談の適応力を高めておくことは、
それほど難易度が高くはありません。


“雑談できる”ようになるために、
こうしたところから始めるのは、
無理がないのではないでしょうか。
 
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