焦りと集中(後編)【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

焦りのエネルギーは、
私たちを内側から
駆り立てる力を
持っています。


焦りは、
願いを叶えたり、
目標を達成したり、
或いは人生をより良い方向に
変えていこうとする時に
着火剤のような働きを
してくれます。


求めるものが
明らかな場合には、
焦りは推進力となります。


しかし、
求めるものが
明らかでない場合には、
そのエネルギーは、
行き場を失うことに
なります。


その結果、
その力が拡散するため、
無駄な行動が多くなり、
成果が得られにくく
なるのでしょう。


このような時には、
目の前にあることに
集中することが
肝要です。


自分が出来ることに
集中すること。


今すべきことに
集中すること。


与えられた役割に
集中すること。


拡散していたエネルギーも
対象を決めて集中すれば、
成果が得られやすくなります。


また、
そのようにして
成果を重ねていくと、
本当に自分が
求めるものが何か
明らかになったりもします。


焦りを感じる時には、
エネルギーが
拡散しがちになります。


そのような時には、
目の前のことに
集中するよう
心掛けたいものです。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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