常識という名の檻【外的コントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちは、
意識しているか
否かに関わらず、
常識という規範の中で
日常生活を送っています。


常識は、
とても大切なものですが、
その取り扱いには
十分な注意が必要です。


常識とは、
私たちを取り巻く
社会の大多数の人が
共有している知識や
判断基準のことです。


常識は、
その集団の中での
秩序を生み出し、
相互理解を容易にし、
まとまりやすくします。


しかし、
常識は絶対的な
ものではありません。


構成員が変わったり、
時代が変わったり、
社会が変わったりすると
常識も変わることが
あります。


こうしたことを忘れて、
物事をはかったり、
人を評価したり、
自分に当てはめると
次のような問題が
起こります。


■物事の本質が見えなくなる


■争いが生まれて関係が壊れる


■自分らしさが損なわれる


■柔軟性が失われる


■統制的になり閉塞感を生み出す



これらはまるで、
常識という名の檻に
囚われているような
状態と言えるでしょう。


あなたは、
常識とどのように
つき合っていますか?


常識を
絶対的な基準として
自分や人の行動を
合わせようとしていますか?


それとも、
常識を参考程度にとどめ、
実態に合わせて
自分や人の行動を
考えるようにしていますか?


常識は、
絶対的なものではなく、
相対的なものであると
心得ておくことが重要です。


そうすれば、
常識という檻に
囚われることなく、
常識と安全に
つき合うことが
出来るでしょう。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

ペタしてね

神栄カウンセリングセンター のHP