天下平定(2)【リードマネジメント】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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3武将の天下は、
織田家6年、
豊臣家8年、
徳川家264年でした。

ここに、それぞれの
マネジメントの結果が表れている
と見ることができるのではないでしょうか。


選択理論では、
「人は内側から動機付けられる」
と説明されています。


織田信長が行った
恐怖によるマネジメントは、
短期的に人を従えさせることが
できるかもしれません。


しかし、やがて反発心を招き
内部崩壊を招くことになります。


豊臣秀吉がしたような
人を褒美で操作するマネジメントは、
一見すると人を動かす
道理のように見えます。


ただこのマネジメントの難点は、
人間関係よりも褒美に目が向くため
信頼や尊敬といった感情が育まれにくく、
互いの競争心がぶつかり、
協力を阻害する点が挙げられます。


徳川家康が実行した
対話を用いたマネジメントは、
人と人とをつなぎ合わせ
知識・技術・アイデアなどを
高めていくという特徴が挙げられます。


その結果、
代が替わっても
日本の歴史上最も長く
天下は平定されました。


…つづく。

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