代用がいっぱい | 日々点描

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笑え、俺

 たまに百均を徘徊してみると、新たなる発見の便利グッズが溢れかえっている。

 

 特に台所周り調理器具などは、皮剥いたり種取ったりあれこれこれでもかちゅうくらい細かい作業の専用具が多く、確かに便利かもしれないけれど、あまりに特化し過ぎてそれにしか使えないのがほとんだ。

 そんなに同じ調理ばかりは、やらんのである。

 たまにしか使わん器具の種類ばかりが増えて、都度楽したいスケベ心のせいで、場所とるばかりでかえって邪魔臭くなるのが、容易に想像できるのだ。

 

 だから俺は、原則あらゆる調理を包丁一本と菜箸一膳、そして数種の鍋類に任せることにしている。いちいち使い分けたりはせんのだ。

 物によってはどえれえ面倒臭く厄介ではあるけれど、極めて台所周りはすっきりしている。

 

 “専用”やら“専門”よりも、“汎用”や“使い回し”でいい。

 “これでなきゃ”なんてのは、知恵と努力とわずかな妥協で避けられる要望だと思っている。

 

 そ~いえば世の中、“なんでも屋”てのが減ったな。