ShinさんのPA工作室

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※マイクロホンは未だ発展途上にある※


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(本記事内容の商業的・知材的窃用は堅くお断りします2017年9月28日 管理人Shin)

 

前記事からの続きです  

 

 

【KORG Nutube、磁石でマイクロフォニック・ノイズを消す (第2編)】

 

前回「Nutubeのマイクロフォニックノイズ消し」の記事を発表するや、同記事は多くの話題を提供することになりました。

 

「期待」しかし半信半疑とするご意見、「邪道」だとするご批判、それでもアクセスは増え9月25日にはこのブログに対し9,220という多くのアクセスありました。

 

 あらためて実験検証を行いました

 

一、効能Nutube特有のマイクロフォニックノイズの発生を止める。

未対策時「キーン」と1分近く鳴き続けるが 対策時 最短1秒に短縮

 

 

二、余録ひずみ率が大きく低減し、その分離・ズバぬけた定位とクリアーな空気感に唖然!

 

 

アノードの光り方が変わります

 

  音の変化もこの光り方の通りです。光り方は真空管の動作そのもの、ひずみ率に直結しています。

「ボーッと眺めた音」で良いか「キリっと捉えられた音」が良いか、は好みの問題かもしれません。

 

いわば、どこにもフォーカスのない写真か、キリッと被写体に焦点があっているか、答えは歴然としているのですが・・・。

 

したがって一度これを経験してしまうと「ぼんやり点灯」派には決して戻れないはずです、

そこまで変わる!。

 

 

 

(表1)再実験結果

 

 

 

(表2)昨年の実験結果 (公開を禁止されていたデータ)

 

 

(写真1)

3個重ね使用

 

 

(写真2)

ギャップ磁石(ヨーク構造)使用

 

 

1.Nutube、あのマイクロフォニック・ノイズ(キーン音)を消す(仮定)概念図

 

ネオジ磁石による対策プロセス(仮定)の図解

 

(図1)          

 

 

(写真3)

 使用したサンギョウサプライ製 3,030Gsのネオジウム磁石のまわりに砂鉄を撒いてみました。

磁力線がハッキリ見えています。

この場合上が N下が Sですが、それが反対になっても同一結果となります。

 

 

双葉 そもそもなぜ磁石でマイクロフォニックノイズが消えるのか

Nutubeのフィラメントは「ピーン」と張った全長約36mmの1本の金属線。

中点18mm部分を中継点としてタングステン線が使用されています。

 

 いわば「一弦琴」にも似た単純構造のいわば「発音体」である。

 

したがって真綿で包もうが、エアダンパーを加えようがいかなる方法でNutubeを防振しても「発生したマイクロフォニック・ノイズ」は止めることも弱めることも絶対に不可能です、ここは誤解なきよう。

 

 

(仮定)

タングステン は非磁性体と思いきや「パウリ常磁性体」という物質であることを知りました。

(きわめて弱く「吸引方向に」磁石に反応する。一方反発方向に反応するのは「反磁性体」と呼ばれる)

 

一般に「磁性体」であれば、クギのように磁石に吸い付くわけです。

とごろが、あまりにも弱い磁性体であるため、強磁力に反応するのがせいぜいのところでしたが今はネオジウム(ネオジム)磁石が世界最強磁石として一般化ているので初めてこんな事が実現したと言って良いようです。

 

実験のなかで「ネオジウム磁石」にはかなり吸引され、マイクロフォニックノイズは大幅に短縮することが判明。

振動をはじめたタングステン・フィラメントをネオジウム磁石が引き、フィラメントの振動による「マイクロフォニックノイズ」を強く抑える(ダンプする)ものと推察。

 

そのプロセスは他にも推測されますので引き続きそれを仮定し明らかにしてまいりますが、結果だけは最初にあるのがこの効果の特徴です。

 

 

1分近く「キーン」と鳴いているNutubeの裏側に棒状のネオジウム磁石を置いてNutubeをはじいてみた。

なんと数秒で止まるではないか(図1、表1参照ください)、今回の再実験では1秒未満まで縮めた。

 

 

(写真3)ネオジウム磁石

Nutubeの2つの窓に届かない小磁石は鉄板に2個を貼り付けてお試しください。

 

実使用では専業の「サンギョウサプライ」はラインアップが豊富なのでいつも利用しています。

http://www.e-sangyo.jp/

 

 

 

双葉 ひずみの低減。

これは本来の目的ではないはずだが雲泥の差を得た・・・

真空管アンプでのひずみ率の良し悪しは簡単に語ることができないファクターではあるが。

 

表1・2の結果よりも聴感上の変化のほうがはるかに大きい。

 

(ひずみ率対策された音の特徴)

1.圧倒的な定位のよさ

2.オーケストラの配置が見えてくる、ソロ楽器の輪郭がわかる、磁石をはずすとそれが消える。

3.少々のハイレベル入力でも飽和(サチュレート)しない、しかし磁石をはずすと元の激ひずみ。

 

なぜそんなことが?

フィラメントから発する熱電子が、拡散しながらアノード方向に飛ぶのに対し、熱電子を磁力線で収束してアノードにぶつけることで上記の結果となったと推測します。

 

まずは多くの方がこの素晴らしさを実際におたしかめください。

 

 

双葉 最後に

この対策アイデアを全公開するべく自分のもとにとりもどして1ヶ月弱。

専門外だからできる事もいっぱい、「原理原則」だけがたよりです。

再実験とさらなる検証を夢中でおこなってきました。

 

 

 

これをもっても私の力ではNutubeデバイスの完成度は99.5%。

原理プロセスも仮定的です。

0.5%の「キモ」は皆様の知恵でこの歴史的にも貴重な真空管デバイスを普遍的なものに昇華させませんか。

 

  実験された結果、ご感想などぜひお聞かせください。

ペン ご意見は下にあるメール窓からお願いします。

この対策に対する疑問点はご説明します。

なお本質的対策、根治対策となり得ない受動的な「Nutube本体に対する吸音や防振構造」についてのご意見はご遠慮ください。

  

                              以上

 

 

 

 

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fet(Ⅱi)、fet3 、fet Vなど、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや希少となったパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作)  
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)

 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。

★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。 

  
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