ほっこり 知恵袋

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本日、メディケアフーズ展でのセミナー「摂食嚥下障害の評価と訓練の実際」(東京医科歯科大 大学院高齢者歯科学分野  准教授 戸原 玄 先生)を受講しました。盛り沢山の内容で、分かりやすい講義に感謝します。加齢による嚥下機能低下が及ぼす影響についてまとめました。


ひらめき電球加齢による嚥下機能低下
①筋肉の萎縮
②舌が食べ物を送り込む力が低下
③喉頭の位置が低位になる
つまり、のどぼとけ(甲状軟骨)の位置が加齢とともに下がるため、喉頭蓋との距離が長くなります。喉頭蓋が閉じることで、食道が開き、嚥下できるのですが、距離が長くなるとうまく閉じられなくなります。すると、誤嚥しやすくなります。
④食道の入り口の開きは減少する
⑤飲み込みにかかる時間が延長する

ひらめき電球不顕性誤嚥に注意
睡眠時、無意識のうちに唾液が気道に流れ込み、誤嚥してもむせないことを不顕性誤嚥と言います。せき反射がないので、気づかないところが怖いところです。

ひらめき電球嚥下機能低下に影響する薬剤
①脳機能を抑制する薬剤
抗精神薬、精神安定剤、抗痙攣薬など。
②口腔乾燥をきたす薬剤
抗精神薬、利尿剤、三環系抗うつ剤など。
③副作用 不随意運動
抗精神薬、抗パーキンソン薬など。
パーキンソン様症状:脳のドーパミン受容体がブロックされることにより起こる。

ひらめき電球脳血管障害の嚥下障害
片側性の場合、急性期には30%ぐらいの頻度でみられる。
急性期の症状(片側)
手足のしびれ、顔面下部の麻痺、舌の麻痺

両側の麻痺は、喉、咀嚼筋。
つまり、嚥下にかかわる部分の麻痺は片側にはないことになる。

ひらめき電球誤嚥予防、観察事項
①覚醒しているかどうか?
→嚥下性無呼吸になっていないか
②呼吸が浅くなっていないか?
→むせないか?
③異常に痩せていないか?
→低筋力
④のどぼとけの位置を確認
→動き方は?
⑤猫背になっていないか?
→食事の時は、姿勢を正す
⑥首の筋肉は硬くないか?
→嚥下に使う筋肉、胸鎖乳突筋に触れる
硬くないかをみる。緊張していれば、体を起こす。
⑦普通にしゃべれるか?
→嚥下関連筋の障害はないか?
⑧声は出るか?
→声門が閉じるかどうか
⑨口が異常に汚れている
→咽頭も痰でふさがっている可能性あり
→咽頭機能低下の恐れあり

メモ誤嚥の予防は、家族や周囲の人の協力でも出来そうです。多職種の連携は、職種だけのものではないこと、介護する側すべの方の協力があって成り立っているのではないでしょうか。
ポイントだけまとめてみました。
奥の深い内容でした。皆様のご参考になれば嬉しいです。😄

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