119 中岡慎太郎書状 三吉慎蔵宛 馬廻三吉家文書
薩摩藩が幕府に出兵拒否の建白をし、名古屋藩も同論であることなどが伝えられており、龍馬·慎太郎らが仲介した薩長和解によって、薩摩藩が長州藩に助力することとなった様子がわかる。
118 坂本龍馬書状 三吉慎蔵宛(遺言状)
いろは丸事件の解決のため、長崎へ向かう龍馬が、その直前に三吉慎蔵へ宛て下関で書いたもの。 万一の場合を考えてお龍の世話を頼んでおり、2人の信頼関係が強いものであったことがわかる。
94 三吉慎蔵日記抄録 馬廻三吉家文書
長府藩士三吉慎蔵の日記の内、坂本龍馬に関係する箇所を抄出したもの。龍馬との出会いから龍馬没後までが記されている。掲載箇所は慶応2年(1866) 1月、伏見の寺田屋で龍馬とともに幕吏の襲撃を受けた事件について記された部分。
(下関市立歴史博物館常設展示図録より)(彦島のけしきより)