東京都西多摩郡檜原村と言うと、青梅市、奥多摩町、檜原村、あきる野市と山中をドライブしかことがある。ドライブ中ポツポツと民家を目にした。稲作農家に生まれた著者には、どの様な生活をしているのか山中の生活は想像出来なかった。
特に収入源に疑問があった。時たま、貯木場や製材所を目にしたので林業で生活していたのだろうと想像はしたが、林業の盛んだった江戸時代を想像することは難しいですね。
東京都西多摩郡檜原村藤原4994
旧発着場
【東京】檜原村の国重文「小林家住宅」へ 1年ぶりモノレール運行再開
檜原村の標高約七百五十メートルの尾根筋上に立つ国の重要文化財(重文)「小林家住宅」の見学者向けに村が整備したモノレール(乗車定員八人)の運行が今月、約一年ぶりに再開された。モノレール発着場が北東側斜面の地滑りの影響を受ける可能性があると分かり、運行を中止していた。発着場を移設して安全を確保した。 (萩原誠)
小林家住宅はかやぶきの入り母屋造りで、江戸時代中期の十八世紀に建てられた山岳地域の古民家。一九七八年に重文に指定され、二〇〇八年二月、檜原村に名義変更された。村は一一年十二月から建築当時の姿を再現する保存修復作業を進め、一五年春から一般公開。山道を登るのが難しい人のため、村道沿いの発着所から四百メートルほど小林家住宅へ登るモノレールも整備した。
昨年、モノレールの軌道付近の斜面に亀裂が見つかった。地滑りが発生しても軌道に影響が及ぶ位置ではなかったが、発着場に被害が生じる可能性があり、村は四月下旬に運行を中止。発着場を五十メートル東に移し、七日に運行を始めた。
小林家住宅管理人の小林茂雄さん(72)は「モノレールを利用して、昔の暮らし、風土を感じに来てほしい」と話した。
モノレールは全長三百八十四メートル、最大傾斜四三度。上りは十三分、下りは十分ほどで行き来する。運行は午前九時~午後二時(十一~三月は午後一時まで)で小林家住宅休館の火曜運休。予約優先で当日連絡でも乗車可。入館、モノレール利用は無料。連絡は小林家住宅管理棟=電090(5543)0750=へ。
モノレール再開に合わせ、村観光協会は「山の古民家体験ツアー」を月二、三回開催する。午前十時に観光協会に集合し、村郷土資料館や小林家住宅を見学、午後四時に解散。定員は各回八人で参加費三千五百円(繁忙期は四千五百円)。四月は二十七日に開き、ツアー開始を記念して三千円で参加できる。問い合わせは村観光協会=電042(598)0069=へ。