抜毛
最近、いろいろな「1,000円カット」のお店に行くことが、半ば趣味になっています。
「1,000円カット」の最大手は「QB House」さんですが、そのビジネス・モデルを真似してか、「QB House」さん以外の「1,000円カット」のお店が最近増えています。
それぞれのお店でいろいろな特徴があって、ちょっと楽しみです。
なぜ「1,000円カット」かというと、速くていいということもありますが、坊主は1,000円くらいでいいだろうというのもあります。
頭頂部のハゲ具合が明確になりだして以来、3mmの坊主にしています。
サラリーマン時代、丸刈り(3mmよりは長かった)にして出社したとき、部長に呼ばれ、そんなヤクザみたいな頭にしてくるな、と説教されたことがあります。
その点、現職の大学教員というのは、ヤクザな商売なので、坊主頭で怒られたことはありません。
坊主で現場の通所サービスに行っていたときは、利用者さんに、
「この施設には坊主(僧侶の意)がいて、徳のある話をしてくれるのかと思った」
と、半ばありがたがられたこともあります。
坊主にしてから、普通の床屋さんに行って、4~5千円払うのが、どうしても納得いかなくなりました。
少なくともドライヤーは絶対に使わないので、その分でも料金を安くしてもらいたいものです。
一時は、電気屋さんでバリカンを買って、自分で刈っていました。
でも、襟足の毛がうまく刈れなかったり、刈った後の髪の毛の処理が面倒になって、最近は専ら「1,000円カット」を利用しています。
昨20日も、JAIPE(日本保健医療福祉連携教育学会) の委員会・理事会に参加する前に、東京駅八重洲口にある「1,000円カット」のお店に行ってきました。
このお店は、綺麗にカットしてくれるのと、店員さんのトークがうっとうしくないので、お気に入りのお店の1つです。
その時の会話。
店員さん 「何日くらいで切ってるんですか?」
下井 「だいたい10日から2週間かなぁ」
店員さん 「4月から9月は、髪の毛が伸びる時期ですからねぇ」
下井 「え゛ 髪の毛って、冬に伸びるんぢゃないんですか? うちの猫なんて、今、毛がバサバサですよ」
店員さん 「だって、人って毛が抜け変わることってないでしょ。 寒い時期に暖かくしようとして毛を多くする四つ足の動物とは違うんですよ」
そうなんだぁ
ヒトの進化を抜毛で、しかも床屋さんで知ってしまいました。