小杉の漢方相談薬局 清水薬局のおやじです。
インフルエンザがかなり増えてきました。今年の特徴としては新型が増えてきたことと30歳から50歳代の感染が多く、症状が比較的軽いということでしょう。
症状が軽いと多少無理してでも仕事をしてしまい、ウィルスをまきちらかすことになります。咳エチケットを守りましょう。
去年の夏は猛暑で杉の成長がよく、花粉の量が例年の10倍と言われています。本格的な花粉の放出は積算温度で決まるのでまだまだ先のことですが、なかには変わり者がいるのでその前から放出する場合もあります。もう早い方は調子が悪い方も出てきています。
アレルギー性鼻炎も急性期は風邪のような症状でほとんど見分けがつきません。熱が出たり、頭痛、頭重があって鼻水がほとんど出ないので風邪かと思ったらいきなり鼻水がどっと出て、やっぱり鼻炎だったということがあります。
もやもやし始めたら発症のサインだと思ったほうがいいのかもしれません。病院、医院で処方される抗アレルギー剤は効き始めるまでに時間のかかるものもあるので去年発症してひどかった方は早めに受診されたほうがいいかもしれません。
しかしながら、病院の抗アレルギー剤も薬局の一般薬に比べて眠気が少ないとはいえ、多少は頭がぼーっとしたり注意力が散漫になったりするので注意が必要です。
漢方薬はそういう副作用がないので補助的にも予防的にも有効です。免疫が落ちると感染症にかかりやすくなるうえにアレルギーを発症しやすくなります。中長期的に立て直すにはレオピンがおすすめなのですが、即効性を期待するなら衛益顆粒がお奨めです。

衛益顆粒は処方名としては玉屏風散(ぎょくせいふうさん)といい、皮膚や粘膜を守る衛気を補う黄耆(おうぎ)が主薬です。去年は品切れしてご迷惑をおかけしましたが今年は大丈夫です。一か月分90包で8400円です。発症してからでは効きにくくなるので早めの服用をお勧めします。また、この処方は虚弱体質や疲労倦怠感、ねあせを良くする漢方薬でもあります。胃にも優しいし、味も悪くないので子供や女性の方にもおすすめです。サンプルを差し上げますので一度お試しください。
それ以外にもストレスを減らすことや野菜を良くとるようにしてビタミンやミネラルをとることが発症を抑えるポイントです。また、花粉をマスクで防ぐのは抗原記憶を呼び起さないためには重要です。閾値を超えると桶から水がこぼれるように発症し、その後は少しの抗原でも発症しますのでなるべく減らすにこしたことはありません。
キヨーレオピン、冠元顆粒、婦宝当帰膠、ササヘルスのお求めは「予防と養生の漢方薬局」川崎市中原区小杉町の清水薬局で。