武蔵小杉の漢方相談薬局 清水薬局のおやじです。
低体温だと冷え性になりますがあまり気がつかないことがあります。冷えているのに自覚できないのは何故でしょう。ぬるいお風呂に入っても身体が冷えているととても熱く感じます。同じように冷えが続くと冷えているのが当たり前になって感じにくくなるのでしょう。
では低体温になると何が悪いのでしょう。
1.基礎代謝が悪くなって太りやすくなる。またはやせていても脂肪がつく。
2.免疫力、回復力が落ちて、病気になりやすくなる。
3.血液がドロドロになり、血管が硬化し血流が悪くなる。その結果あちこちに痛みが出る。漢方的にはおけつといいます。
血管の中でも毛細血管と呼ばれる、全身くまなく隅々まで張り巡らされた細い血管が血液を運んでいます。当然のことながら細い血管ほど圧をかけなければ伝わりません。末梢血流を保つために血圧が高くなることがあります。皮膚や粘膜も毛細血管で養われています。美容に悪いのも当然ですね。
冷え性を漢方的に分類すると
1.陽虚 脾腎両虚 腎陽虚
2.血虚 脾虚
3.痰濁内阻
1は一番多いパターンで簡単に言えば生命力(腎の力)が落ちてしまったためにおきる冷えで身体の芯からぞーっと冷えてなかなか温まりません。ひどい人はただ眠くて暗闇に引きずり込まれるような感じがするとか。当然顔色も蒼白でつやもなくなります。老人に多いのですが、若い方でもおきることがあります。一刻も早く補腎薬をのみましょう。少しずつ増量しながら飲んでください。レオピンロイヤルがお勧めです。
2は若い女性に多いパターンでダイエットや生理の出血のフォローができていないために貧血状態になってしまうことがあります。鉄欠乏性貧血の場合は鉄剤が必要です。内臓機能を高め栄養補給と血流改善が必要です。婦宝当帰膠かレオピンファイブがお勧めです。
3はわかりやすく言えば血液ドロドロです。それ以外も詰まっていますので冠元顆粒ですっきりさせましょう。ストレスの強い方は救心感応丸を併用してください。2と3は両方起こることが多いのでその場合は併用してください。
風邪による冷えははちょっと別の話になりますのであくまでも手足の冷えについてですよ。
冷え性パート3は食事 食べ物についてです。
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