小杉の漢方相談薬局の清水薬局のおやじです。
ここのところインフルエンザネタが多くて こちらも飽きてきています。と、いうことで今回は漢方の疾患別シリーズです。
肩こりの鑑別としては 虚証と実証、大雑把に言えば虚証では夕方や疲れてくると悪化する。風呂に入ったりもまれると気持ちいい。実証は盛り上がる、腫れる。もまれるといやがる。ストレスで悪化する。しかしながら混合するとこが多いのであまり意味はありません。
実証の原因としては寒、風、湿と血の汚れ(おけつ)が考えられます。たとえばクーラーの下でずっと同じ姿勢で仕事をしていると寒と風にずっとさらされていることになります。そこにストレスが加わり長期化するとおけつが加わることとなります。
おけつは血を固まらせて血の流れを悪くします。顔色的にいえば青白いのではなく赤黒い又は青黒い感じになります。
虚証の方にはレオピン又は婦宝当帰コウをお勧めします。胃腸や肝臓にもいいですし、血流を良くしてくれます。
実証の方は原因によってですが寒と風だけであればカッコン湯も良く効きます。血の汚れ(おけつ)もある方は冠元顆粒がお勧めです。
冠元顆粒は丹参が含まれている漢方薬で比較的最近中国で開発された漢方処方です。一説では毛沢東の治療薬として研究されたとか、ストレスに悩む現代人にとってもありがたいお薬です。肩こりだけでなく動悸やめまいなどの効能もあり、通院するほどでない高血圧傾向の方も是非試してみてください。
サンプルを差し上げますのでお申し出ください。一日三回なのですが一回でも十分ですので、熱いお湯に溶かしてお茶のように飲んでください。頭がすっきりしますよ。特に夜は良く眠れるようになるのでお勧めです。
ただし、冠元顆粒は補う働きを持っていないので虚証+おけつの方はレオピンなどとの併用をお勧めします。
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