困ったときの感応丸気と人参牛黄 | 予防と養生と楽しみのおやじblog 川崎市中原区新丸子 漢方うさぎ元氣堂

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川崎市中原区新丸子の漢方相談の専門薬店、漢方うさぎ元氣堂のおやじのブログです。
予防と養生という観点から、お客様と共に健康で楽しい毎日を過ごすための情報をお届けしたいと思います。が、ほかにもおやじのたのしみが入ってます。

小杉の漢方相談薬局 清水薬局のおやじです。世の中には避けようと思っても避けられない事があります。どんな金持ちでも寿命を買うことは出来ません。たかだか長生きしても100年ぐらいのものです。病気で長生きよりも元気で長生でいきましょう。日々の中でも冠婚葬祭のようにうれしかったり、悲しいけれど避けきれない出来事があります。どうしてもがんばらなければならないときに頼りになるお薬があります。救心製薬の救心感応丸気(かんのうがんき)と湧永製薬の紅参牛黄(こうじんごおう)です。

感応丸は麝香(じゃこう)という麝香鹿の腺分泌物で今ではワシントン条約で輸入が不可能な高貴薬が入っています。たぶんこの処方が作れるのは昔から麝香をたくさん持っていたこの会社だけでしょう。麝香は鹿を殺さないと得られないため養殖が難しいそうです。現在は殺さなくても取れるジャコウネコのシベットチンキが代用として使われていますが、香りがぜんぜん違います。いつかは救心に麝香の在庫がなくなると消えてゆく貴重なお薬です。麝香には気付け効果があり呼吸機能を高め、強心作用が認められています。冠婚葬祭や受験、重要な会議などストレスでどうしようもないときやここぞというときにとてもよく効きます。では、ふつうの「救心」でもいいのかというと感応丸には「せんそ」という冠血管拡張作用のある生薬が入っていないので8歳からの服用が可能だというところと救心製薬と直接取引しているところでしか手に入らないところが大きな違いです。30回分90丸で8920円です。

紅参牛黄は文字通り紅参という補う働きの強い朝鮮人参と牛黄(ごおう)という牛の胆嚢中にごくまれにある胆石からできています。牛黄は非常に高価な生薬で心の働きを強めることができます。薬を受け付けられないぐらいに弱った人にもなぜか効く不思議な漢方薬です。効能、効果としては滋養強壮とレオピンなどと同じなのですが、困ったときの紅参牛黄とうちでは呼んでいます。なんと30日分60包で37700円と非常に高価です。お金に代えられないときは仕方ないですね。

使い分けとしては簡単に言えばもともと体力があれば感応丸、なければ紅参牛黄です。どっちも高いですけど小分けもしてますよー困ったときは思い出してください。



救心感応丸気

紅参牛黄